NHK俳句 題「虫」

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この番組のまとめ

ピエロっていうと どうしてもおちゃらけたイメージがありますけれどそこに あえて「プライド」っていう言葉を ぶつけた。 「ピエロのプライド」という言葉には詩の芽生えがあるような気がするんですね。 それを リフレインの 「私」っていう同じ言葉を繰り返す事でそのずれを際立たせているという句だと思います。

そういう自分の生活実感に 正直に書いたところがいいと思います。 焼き鳥の串を指揮棒の代わりにして虫の音を自分が コンダクトしてるようなそんなような気分になってるんでしょうね。 「虫の夜に」では小さくなってしまうんですけど「夜を」といった事で時間の流れが感じられてその映画祭の夜の豊じょうさが出ていると思いました。 こちらの九句が本日の入選句です。

これも リフレインが生きてると思いましたね。 生きてる虫と死んだ虫という事でそのずれが少し言葉が もたついているかな詰め込みすぎかなという感じがしましたのでリフレインをもっと目立たせるような形に直すってなったらどうかなと思いました。 以上 俳句作りの参考になさって下さい。 さて ここからはゲストの方と 一緒に俳句の作り方について 柳さんに伺っていきたいと思います。 面白い句だと思ったんですけどやはり 俳句は即物的な表現を重んじるところがありますからいつの間にか銀杏を踏んでいたと。