駅前で 自分の言葉を色紙に書いて売っている少年と通りかかったマダムのコントなんですけれど実際に 見てみましょうか。 かもめんたるのコントで「言葉売り」です。 鈍い言葉 並び立てて何が アーティストだ!鈍い言葉?鈍い言葉だ何の引っ掛かりもない。 ピエロっていうと どうしてもおちゃらけたイメージがありますけれどそこに あえて「プライド」っていう言葉を ぶつけた。 「ピエロのプライド」という言葉には詩の芽生えがあるような気がするんですね。
それを リフレインの 「私」っていう同じ言葉を繰り返す事でそのずれを際立たせているという句だと思います。 リフレインって 意識されますか?そうですね。 やっぱり リフレインって使うとそれだけでちゃんと作品として仕上がってるふうに見えると思うんですけど プロがそこで リフレインを使うって事はそれ以上の内容になってないといけないと思うんで結構覚悟がいる方法なのかな…。 常識的には 日付が変わるのは午前0時という事になってますけどこの方 お風呂のお湯を抜いた時に自分の一日が終わったんだと。
明け方の虫の声のかぼそさにその旅の孤独感だったりこれは レッドカーペット ひくようなそういうゴージャスな映画祭じゃなくて地元の小学校の校庭なんかで開かれる映画祭じゃないかなと思います。 これ 中七以降は 俳句としてはきれいすぎるかなと思うけどやっぱり これは 季語を存分に生かしたという点で頂きたいなと思いました。 生きてる虫と死んだ虫という事でそのずれがリフレインで際立ってきたと思います。