NHK俳句 題「鳥威し(とりおどし)」

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この番組のまとめ

そして ゲストは 鳥害用品などの農業用資材を扱うメーカーの2代目花岡俊夫さんです。 鳥害用品とは あまり聞き慣れない言葉ですけれども鳥や獣の害を防ぐ農業用品の事なんですね。 花岡さんはさまざまな鳥害用品のヒット作を黒く染め上げたものでこれが ここ2~3年ほど前に出した商品で今 非常に ヒットしている商品で。 夏井さん この「鳥威し」 どんな季語の特徴があるんでしょうか?古い「歳時記」からねずっと調べていくと鳥と人間の この歴史 知恵比べ視覚的なものですね。

だからそういう面では 人間が夜明けと同時に作業しなきゃならないという事もあってなかなか製品化する事もなく商品化される事もなかったですね。 このカーバイドというのはね本来 日本の戦後ですね石炭産業が盛んだった頃ですね石炭を掘る炭鉱夫の方がヘルメットの上に 当然 夜…。 ところが ご存じのように石炭産業が斜陽になってですねただ カーバイドを使う商品がないかという事でそういう威し銃 使うのに定期的に鳴るんですけどね。

「鳥威」としか書いてないけどどういう種類の どういう製品かが分かるように書くってこの「縊られ」がすごくないですか?北京ダックを 本来なら廃棄する羽根がありますね。 あの羽根を 黒く着色してですねあと 防腐剤につけてそれを発泡剤に貼り付けて本当のカラスのように見せた偽物のカラスを作って発売した事があるんですね。 目の前の鳥威しから向こうの原子炉までの奥行きも一緒に表現できてるっていう句ですね。 花岡さん どの句が一席だと思いますか?先ほど言いましたように7番のですね「月明に縊られ垂るる鳥威し」ですか。