新世代が解く!ニッポンのジレンマ「オリンピック・パラリンピックのジレンマ」

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この番組のまとめ

東京オリンピック・パラリンピックまであと 1,000日を切った。 2020年 世界から東京へとやって来る人々にどんな 「おもてなし」を?新世代だからこその 新たな意義をどこに発見するのか?オリンピックイヤーのその先へニッポンがつくるレガシーとは?さあ始まりました 10月の「新世代が解く! ニッポンのジレンマ」。 今月のテーマは 「オリンピック・パラリンピックのジレンマ」という事で今日 渋谷にある コワーキングスペースという場所に来ております。

それを通じて 簡単にデザインがひっくり返されてしまう事とかどうやって いろんな人から合意を得ていくのかとかオリンピック後も 仕事をしていく対象である世の中っていうものが結構 難しい世界なんじゃないかなって事に気付き始めてしまってそういう意味で その先を考えてちょっと今 不安になっているというのが正直なところです。 エッジがきいたものは やっぱりみんなから反対されて競技場にしても エンブレムにしても結局 とがったものじゃなくてどんどん マイルドに マイルドになっていく方向じゃないですか。

ソーシャルネットワークの時代になってから多分 初めての大きな合意形成なんですね。 この前だと いわゆる新聞とか テレビでしか見られなかったところからもう SNSの時代になってそこで大きな合意形成するって多分 今回 初めて…。 「次の次のオリンピックまで見据えて競技場 造ります」みたいな。 今 オリンピックの準備期間7年ですかね。 そういうのについていけてないんですけどそんな みんなのってるんですか? 今 オリンピックに。

世界最大の めっちゃ金もうかる商業イベントっていう事とやれるようにするっていうポイントがあってロンドンでも例えば 東西の格差をオリンピックを使って解消するとかっていうやっぱり 目標があってそれに向かって公共投資するっていう事があるのでもうかるだけじゃないと思いますね。 でも 最初のオリンピック誘致の時半径8キロっていう あの絵はすごく ここに公共投資しなきゃいけないんだってよく分かりましたけどね。

道路って結局 20~30年のプランで造ってるものだからそんなオリンピックぐらいで 街って変わらないんじゃないですか?だから ずっとあった計画をいつ動かすかっていう時にオリンピックがあるから動かそうかっていうのが例えば今でいうと環状2号線とかそういう事になるわけだから。 最初の あのエンブレムの合意形成の話に近いですけどオリンピックが来るんですよっていう合意形成ってよく分かんないんだけど 「うん」とみんな言っちゃう みたいな。

その流れでいくと やっぱり僕はテクノロジーの人間なんだけど今 人間とテクノロジーの関係性ってすごい変わっていてどういう本当に 人間の生活スタイルが変わっていくのかっていうのが為末さんは 2020年をきっかけに変えたい事とかこうなったらいいなって事何かあります?2020年 もし大きなテーマ掲げるとしたらこれまでのオリンピックって自国のプレゼンなんですよね。

新時代の 東京オリンピック・パラリンピック…。 前のモデルのオリンピックをやろうと東京が思ってたら 多分 結構「そんな旧世代のオリンピックを 皆さん想像されてるんですか?」って世界中から言われるんじゃないかっていう感じはします。

テクノロジーにしても中国とかの方がもう 電子マネーはとっくに進んじゃったし寛容っていう意味でも 日本よりもっと寛容な事を実験してる多分 北欧とかいろんな国はありますし公園とかに関しては多分もうヨーロッパとかの方がねちゃんと いろいろ進んでる町もあると思うんですけど日本に やって来た人が…さっきも ありましたけど海外から来た人が日本に来てこれ すごいなとかうちの国でも取り入れたいなとかって思うような事って今から つくったら間に合わないですよね。

例えば テレビ通じてみんなに伝わるよねとか今 パブリック・ビューイングって言ってるけどパブリック・エクスペリエンスにできる。 そうすると その選手が何感じてるかってはっきり言って分からないんだけど例えば 今こんなに緊張してドキドキしてるんだとかあるいは実際にこの決勝戦の あのショットってこういう感覚で打ってるんだって分かると もっと その選手アスリートと こっち側の見てる人との間の共感っていうのが生まれるかなって話をやったりとかタイヤが ついてる車いすで…。

あと そっち側に必ず行かなくてもこういったものをつくる事によって結局生身の体も鍛えられるっていうかバランス感覚も 身につくしなんだろうな…今 多分 障害ある人ってどんどん悪くなっていくって話よりは そこに対してちょっとしたテクノロジーの サポートが入る事によっておばあちゃんが普通に皇居を1周ランニングしていて健康に過ごせるよねっていうような時代になった方がポジティブなんじゃないかな。

同じようなスタイルのオリンピックだと我々 ちょっと信じすぎていていっぱい施設を造って いっぱいお金が動いてって思ってるけど今 オリンピック自体は もっとオリンピックレガシーとかっていってロンドンでも その前でもやってきてるわけですよね。 今 結構 自分たちから見るオリンピックの選手よりも確かに パラリンピックのレガシーってあんまりね 発想として議論からちょっと欠けてたっていうか。

でも パラリンピックと オリンピックをくっつけていくんですってもう 協会が…世界のトップが言ったんだったらじゃあ 負けた選手も たたくし勝ったら称賛するしそもそも あんまり これ「メダル取って すごい」って言ってるけどほとんど参加者いませんよねみたいなのもちゃんと報道していきましょうよっていうのは 思いますけどね。 まさにね 今回のパラリンピックそういうきっかけにはぴったりかもしれないですね。

それも 地方それぞれ最初にコミュニティー代表みたいなのが出るといいって話があったと思うんですけど何か このオリンピックを きっかけにそのスポーツの形っていうものを…。 体育とかは そうかもしれなくて小学校ってみんな行ってる所で小学校で何か変わり始めるとその家族も変わるし周りのコミュニティーも変わるしっていうふうにそれぞれのところで「自分ごと」にできるようなきっかけっていうのをつくっていってそれが集約される場としての東京大会っていうのがあってもいいのかもしれないです。