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- 日曜美術館「メキシコ 謎の“大洪水図屏風(びょうぶ)”」
- 2017年10月29日(日)
- 09:00:00 - 09:45:00
- メキシコに謎の屏風絵が残されていた。画題は聖書の「ノアの箱舟」。しかし日本人の技術の痕跡が発見された。作者は誰?秀吉・家康の時代、迫害されたキリシタンの悲劇か?
09:18:58▶
この番組のまとめ
西洋の人々は 初めて見る屏風を織田信長 豊臣秀吉徳川家康らの英雄たちが活躍していました。 これは メキシコで作られた屏風。 メキシコに残っている屏風にいかにもメキシコ的な主題がよく描かれるんですね。 彼らにとっては アジアからもたらされたその画面形式に当時 西洋で人気の風俗が描かれたメキシコ製の屏風。 この「大洪水図屏風」が九州国立博物館で開かれる展覧会に出品される事になりました。 実は 2013年九州国立博物館がこの屏風を本格的に調査。
そして 今回の「大洪水図屏風」の調査をされた九州国立博物館の鷲頭 桂さんです。 あの 鷲頭さんそもそも 調査はどのような形で始まったのですか?実はですね 本来この屏風を調査しようと思ってメキシコに行ったのではなくてこのプロジェクト そもそもの初めは南蛮美術を調査しようという事で始まりました。 美術館に調査に行ってみると南蛮美術の すぐ横にこういったタイプの作品が展示されているという事に気が付きまして面白いなと思って調査を始めたという次第です。
「大洪水図屏風」が作られたのは日本ではないと推測できるといいます。 「大洪水図屏風」を所蔵する…それは マカオです。 もし 「大洪水図屏風」がマカオで描かれたとすればこの資料館に 大切に保管されているものがあります。 マカオの日本人キリシタンも祖国へ戻る機会を奪われたのです。