イギリスの哲学者 バートランド・ラッセルの「幸福論」をご紹介します。 この「幸福論」はですねラッセルの日常生活の体験から幸福を分析したものなので大変 実践的な内容で私たちにも すぐに役立つ知恵が詰まっているという事なんです。 その意味で 彼の能動的な「幸福論」を象徴する表現がだから 哲学なのにすごく分かりやすいと言えばいいのかもしれませんが本当に自分の経験に基づいて書いてますからその意味でも実践的ですしまた結構 細かく方法論を書いてくれているんですね。
厳格な祖母の教育に反発し 孤独な子供時代を過ごした ラッセルは自殺願望を持つようになります。 だから私は 本来の意味での哲学者というのはこういう ラッセルみたいな人なんじゃないかなというふうに思ってるんですけれども。 第二部というのがより積極的に幸福になるためにこれが私はですね この「幸福論」全体に通底するいわば 「究極のポジティブシンキング宣言」と言いますかその原則を書いた部分じゃないかなというふうに思ってます。
これが 「究極のポジティブシンキング」だとおっしゃってるわけですね?そうですね。 これも またポジティブだなと思うんですけどそういう意味で 全部合わせてね「究極のポジティブシンキング」。 尻尾がなくなったからといってね…だからと言って…ラッセルは そこでですねそうじゃなくてじゃあ 新しい尻尾が生えてればいいじゃないかとその努力をすればいいじゃないかという事を言うわけですね。 ナルシシズムは 自分を賛美し人からも賛美されたいと願う事。