永田さん 湯川さんにお聞きしたい事ありますか？我々は 定型「五七五七七」という枠の中で作ってるんですけど作詞という作業もある種の制約があって作っていらっしゃると思うんですがそれは どうでしょうね？詩人が 矢立を持って 夜汽車に乗ってっていう世界ではなくてやっぱり 私の場合は ほとんど９８％ メロディーが先に出来てて誰が歌うかっていう事が決まってるもんですからまだ その年若いアイドルなんかだとまだ そんなに激しい恋はさせないで下さいとか来年の夏 発売ですから風景は 外にして下さい。
今日の歌は？湯川さん どうでしょう？家庭科って まあ 私の場合はホームルームとか 社会科あったんです。 家庭科の授業で果たして その何でしょう？口論の仕方なんていうのを教えてくれるのかな？私が いつも気にするのは日本人ってディベートが下手というかちょっと政治的な話になったりするとけんかになるじゃないですか。
続いては 選者のお話永田さんの年間のテーマ…小池 光は 私と全く同じ年で同じように歌壇で仕事をしてきた人間で私が 一番信頼している歌人の一人なんですが不思議な事に本当に近い友人なんだけどどちらの奥さんも 同じ病気で乳がんなんですけど同じ年で亡くなった。