日曜美術館「皇室の秘宝~奇跡の美術プロジェクト〜」

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この番組のまとめ

古田さん 今回の展覧会なんですがテーマはどういった事になりますか?今年 東京藝大は創立から130年を迎えますけれどもその時 振り返って この100年ほぼ100年前の時期にさまざまな そういった委嘱制作が行われていたという事これに もう一度注目するという事で私たち自身の歴史を振り返ろうという ねらいもあります。 今回 「御飾棚」を詳しく調べ表現の違いを発見したのが蒔絵の人間国宝室瀬和美さんです。

制作の指揮を執ったのは東京美術学校の校長 正木直彦。 献上品の制作は正木直彦と島田佳矣を中心に制作が始まろうとしていたやさきこの年に予定されていた ご結婚の儀は 翌年に延期されました。 合わせて135人の美術工芸家や職人が関わった 奇跡のプロジェクト。 裏側はですね 今回そのお使いになってるというか飾っておられたのである程度 光の影響で関東大震災という大災害があってプロジェクト自体が頓挫しかかる。 でも そういう中で東京美術学校の校長だった 正木直彦がいや これはもう本当に続ける事に意義があるという。

それは 新しい時代を担う天皇皇后への思いと技が結集したまさに奇跡のプロジェクトでした。