人間ってナンだ?超AI入門 第7回「恋愛する」

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この番組のまとめ

人間が感じる愛情。 人間は様々な感情を様々な対象に抱きます。 人間の代わりに 時に 人間以上に重要な役割を果たし始めています。 それは 人と人との関係を変え人とAIの関係も変え更には 人間の定義そのものを変えるかもしれません。 第7回のテーマは…人間が恋するとは?愛情は どこで感じる?好き… 嫌い… 好き…。 AIと人間が 恋ができるのかと。 どうですか?人工知能とかっていうものってどういうふうに捉えてらっしゃいますか?大体 人間のやる事ができるっていう事は私のやってる事も AIができる。

例えばストレスを与えるような実験をしてその時に ストレスはどんな脳波の状態だったかというのを分析して機械学習と最適化手法を用いてそれを特徴づけるというような事を行ってます。 これって 脳波がこういうふうに見えるって事は何か 電気的なものがやっぱ 走るんですか?脳は… 脳の ここの表面上に電気が走っていて脳波が電気信号だという事はディープラーニングでもこれ 再現できるって事ですか?はい 再現できます。

ただ AIの観点から見るとやっぱ この好きになるとか嫌いになるっていうのは基本的に 感情 情動の話でこれは 生物として かなり昔からつくり上げられてきたものでだから 人間の大脳皮質で考えてるか あるいは海馬で処理してるような抽象度の高いものとは別の話だと思うんですよね。 昔は こういった花に恋の悩みを相談していたのかもしれませんけれども今は AIが 恋愛の相談答えてくれる事もできます。

これ どういう事かっていうとLSTMっていう技術使うんですけども…これは RNNっていう技術の中の一つです。 そこで出てくるのがこのLSTMっていう技術でこれはどういう技術かっていうとある入力が入ってきた時にはここで覚えてた事を忘れるんだけどもそうじゃない時はできるだけ覚えておきましょうというような仕組みでここから こういう…ここを引き継ぐかどうかっていうの自体を入力によって決めるっていうこういう技術なんですね。

そもそも人間の会話ってナンだ?イライザって覚えてますか?イライザ。 1964年 ジョセフ・ワイゼンバウムによって開発された対話型AIの先駆け イライザ。 入力に対して決められたプログラムで回答を行う非常に単純な 1960年代にできるような技術であってもある程度 会話っていうのが成立してしまうと。 この感情と…じゃあ 言葉の関係っていうのがAIの言葉にも人間の感情に近いものを持たせようとするなら脳の仕組みを考える必要がありそうです。

悲しみや喜びなど情動に関わる扁桃体はそれによって例えば 何か自分が うれしいとか快に感じるような事をより やりやすくなるっていうのもこの強化学習なんでこれも 割と生物としては何て言うか昔からあるというか原始的な処理なんですよね。 言葉を使うとか頭で考えるって人が言ってるのは基本的には大脳皮質とか海馬の処理なんですよね。

あと もう一個扁桃体っていうのは 基本的には生存上 いいものがうれしいように できてて悪いものが悲しいようにできてるはずなんですけどもこれ 人工知能的に言うと目的関数を規定してるというふうに言う事ができてこっちに行くといいんだよこういう事が悪いんだよというそういう 評価軸を提供してる訳ですね。