NHK俳句 題「鹿」

戻る
【スポンサーリンク】
06:59:48▶

この番組のまとめ

司会は 俳句が大好きな岸本葉子が務めます。 そして ゲストは今年度4度目のご登場江戸家に代々受け継がれているお家芸の鳴き声をご披露頂きました。 要は 秋の発情期の頃にオスが メスを呼ぶまさに さっきの あの声が秋の哀愁が満ちているという事で季語になってる。 発情期の あの声は秋の季語として 機能をすると。

横でも斜めでもなくこの空間を縦に ピ~って切り裂いてくような感覚がそれとね この句のねちょっと不思議なのはね「夕暮を」の「を」っていうここの解釈が面白いんですよ。 夕暮れというものをというふうな夕暮れを対象として読むか夕暮れという時間の中で経過していく時間をというふうに読むか「夕暮を引掻く」ってやると更に 感覚的になるでしょ。 多々良場は砂鉄を製錬するっていうそういう仕事場の事ですよね。 今日は やっぱり 6番のですね「視線が合ってないような鹿迫る」というこの距離感と観察眼これは すごく好きでしたね。

これは とっても正統派の和歌以来の詠み方のようでいてすごく工夫が凝らされているんだなと改めて 夏井さんの鑑賞を聞いて思いました。 今回はですねちょっと いろいろ考えて紅葉 色葉があるんですけどもそこに きれいに大きく澄んだ鹿の目の中にこの色葉が映り込んでいる借りているというそんな雰囲気の句を作ってみました。 秋の季語で 例えば「蚯蚓鳴く」とか「螻蛄鳴く」とかいろいろ…「ちちろ鳴く」とかあるじゃない。