先人たちの底力 知恵泉▽不寛容社会を生きる道しるべ 新渡戸稲造 教養とは何か

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この番組のまとめ

関根さん どうですかその不寛容社会って何か 感じられる事ありますか?何でしょうね 収録でねこのアドリブ いいなと言ってアドリブ入れて やるでしょ。 でも もともとは第一高等学校や東京帝国大学などで立身出世のためには まず「教養」を身につける事が大切でした。 教養のあり方に 疑問を投げかけた新渡戸稲造から松沢さんはどんな事を読み取っているのか現代にも通じる知恵 満載です!♪~どうぞ お掛けになって下さい。 そんな松沢さんの本棚に新渡戸の本もたくさん ありましたけれども新渡戸稲造お好きだと。

およそ1,000人の学生を前に新渡戸は一高生に足りない点を次のように語り始めます。 あなた方は これから世の中に立っていく人間が…その考えは どのように身についたのでしょうか?そんな新渡戸の大きな転機となったのは教師と生徒は 同じ立場で意見を出し合い現在のゼミナールのような形式で授業を進めていたのです。 新渡戸は それまで男子だけで行われていた運動会に婦人席を設けました。 更に 新渡戸は他校からの転校生を認めたため難関試験を突破したというプライドの高い一高生の怒りは一層 高まりました。

社会に交われ 人の話を聞けという言葉を新渡戸が言ってましたがそれぐらいやっぱり 一高というのは当時 自分たちの世界だけに閉じこもっていたんですか?それで 将来を約束された超エリートですからね。 それから 新渡戸はこれからは デモクラシーの時代だとこう思ってましたからだから デモクラシー時代のリーダーというのはそういうものじゃ いけないと。 それで 理解するためにはね自分自身が自分の専門分野をこえてね…知らない人の言う事も含めて聞く事ができるようになるんですよね。

新渡戸は この雑誌に学校に行きたくても行けない勤労青年に向けて連載記事を書き始めます。 また一方で 自我の確立に悩む世代に向けて…しかし 教授仲間からは新渡戸は 教授仲間からの批判をものともせず大衆向けの連載を続けます。 生きていくうえで 自分で考え自分で人生を決断していく能動性が大切だと新渡戸は述べています。