NHK高校講座 化学基礎「中和反応の利用」

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この番組のまとめ

アンモニアは 酸か塩基かといえば?アンモニアは水と反応して水酸化物イオンを生じるのでクエン酸三アンモニウムになる事によってその物質は臭わないので消臭する事ができます。 それぞれの中にこれから アンモニアを入れまして中和反応の実験を行います。 ちょっとローザったらそんな事言いだして大丈夫なの?ボンベから取ったアンモニアを袋の中のきれいな空気で薄めます。 この強烈な臭い本当に消せるんですかね?ボンベのアンモニアを注射器に量りとってきれいな空気で満たした3つの袋に同じ量ずつ注入ししばらくそのまま放置します。

中和反応の威力が発揮されたんです。 アンモニアって鼻に突き刺さるような強烈な臭いだったんですけどそれがあっという間に消えちゃって中和反応を身をもって体感できました。 胃の粘膜が弱っている時などには炭酸マグネシウムや炭酸水素ナトリウムなどの塩基性を示す塩が入った胃薬で中和して酸の働きを抑える場合があるんですよ。 ステアリン酸とかラウリン酸などの酸と塩基性の水酸化ナトリウムを混ぜて中和させた時にできた塩がこれなんです。 中和反応が利用されているのは家庭内だけではないぞ。

土壌中にはいろいろな栄養分があって植物が吸ってる訳なんですがマグネシウムだとか 鉄だとか水に溶けない格好になっちゃうんですね。 ただ 土壌を中和するというのはそんなに簡単な事ではなくて例えば酸 塩基が中和反応ですが結果として 何が生じます?えっと 塩ができます。 どんな物質を使えば理想的な中和反応になるのか。 あらケンったらこの組み合わせの意味が分からないの?うん?ここには中和反応が隠されているのよ。 中和反応を利用するととってもおいしいって事なのよ。