オイコノミア「足りない!どうする?欠乏の経済学」

戻る
【スポンサーリンク】
22:09:56▶

この番組のまとめ

ん? トンネル?ん? ジャグリング?「欠乏の経済学」で考えます!岩尾さんが今何か足りないなって思われるものって ありますか?まあ 今 この並びで…そうですね。 何が足りてないかは人によるということなのかも英語ではこの欠乏というものをですね「Scacity」というふうに言っていましてこれは 日本語では「希少性」などというふうに訳されることもあるんですね。

とりあえず 実験開始!ん~ よっと。 最後の玉 慎重に狙いを定めて?又吉さんに3つ 岩尾さんに10個差し上げます。 又吉さん 最後に決めました! すばらしい。 先ほど ご紹介しましたハーバード大学のムッライナタンとプリンストン大学のシャフィールもゲームを使ってよく似た実験をしています。 そうしますと 持ち玉の数が少ないほうが集中力を発揮すると。 時間がなくなってきた時のほうが集中してるなというふうに感じる時 ありませんか?テストの前だったり締め切りの前だったり。

だんだん だんだんトンネルに近づいてきてですねこういうふうになってトンネルに入りますと今度は 出口に見えるもの以外は全て見えなくなってしまう。 こういった状態のことを「トンネリング」というふうに呼んでいるわけなんです。 つまりですね…あれも トンネリングの状況やったということですか?おっしゃるとおりですね。 岩尾さんは トンネリングみたいな状態になったことっておありになりますか?そこまで何かを 周りが見えないぐらいのめり込むって なかなかないかもしれないですね。

これは まあ 我々が抱える最も大きな社会問題と言っても過言ではないと思いますけれども…で 私は 実はですねフィリピンのある地域でこの貧困 欠乏から生じる貧困という問題を解決しようとしてこの2年間ぐらい研究をしてきています。 私も この地域で調査を始めて約2年ぐらいになるんですけども非常に特徴的なこととして毎日の暮らしの中でですね例えば これ 見ていただいてわかるように よく こう…要するに 普通 我々がシャンプーを買うときってボトルの大きな物を買ってですねそれを 毎日 使うというふうに使っているわけです。

そこで 中室さんたちが活用しているのが 「リマインダー」。 繰り返し届く リマインダーによって貯金の重要性を忘れさせない仕組みです。 これ 1度教えるということだけではやっぱり 人間って こう残念ながら すぐ忘れてしまってまた トンネルの中に戻ってしまうということがありますので繰り返し リマインダーを送ることでつい トンネルの外に行ってしまいがちな教育とか貯蓄とかいうことをトンネルの中に引き戻そうと。

アメリカ ミズーリ州のセント・ジョンズ地域医療センターは年間 およそ3万件の外科手術が行われる大病院。 ここまで 話 聞いてると 岩尾さんあんまり 「欠乏のワナ」にはまっていないなというふうに思ってたんですけどそれは 岩尾さんにも スラックがあるということなんですかね。 そういう ずっとスラックがあるというような状態がまあ 岩尾さんを 欠乏の状態から遠ざけてきたということなのかも今日は 「欠乏」がテーマでしたけど岩尾さんは実は 欠乏していなかったということですよね。