関東大学ラグビー・対抗戦「明治」対「早稲田」<副音声は“もっと”ラグビー>

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この番組のまとめ

早稲田、53勝明治、37勝2つの引き分けで迎えた今年93回目となる定期戦です。 早稲田のフィフティーンをご紹介してまいりましょう。 1918年、大正7年創部の早稲田大学です。 伝統の紫紺の旗を振るファンの声援を受けているリオデジャネイロオリンピックでアジアで唯一笛を吹いたという方なんですが今日は大槻さんとともにルール解説を中心に現役のレフリーの視点でお話を伺っていこうと思いますのでよろしくお願いします。 早稲田ボールのスクラム。 冨坂早稲田ボールです。

今の一連の早稲田の展開はどうでしたか?坂田ああいう形でコンタクトが終わったあとに早く球出しをしてボールを展開していきたい早稲田、ターンオーバー。 冨坂早稲田の長い攻撃です。 坂田さん長い長い早稲田の連続攻撃をしのいで、このプレーですね。 坂田早稲田のほうは特徴的なアタックをしますので坂田早稲田の出だしが今日は非常にいいですね。 早稲田のほうはブレークダウンの人数が非常に少なくてとれてますので次のアタックのオプションがしっかり取れるということで効率的なアタックをしています。

冨坂ここまでは早稲田がボールをキープして相手陣で戦う展開が多いですね。 早稲田にノックオンがありました。 冨坂さん、明治サイドですが今日、スコアが動く前から丹羽監督ブレークダウンという言葉を何度も連呼してファイトしろというディフェンス陣のブレークダウンに対して指示が多くなっています。 冨坂去年は早稲田が僅差のゲームで逃げ切りました。 ですから、ディフェンスラインが崩れないので明治はアタックするのが非常に難しいかなと思いますが。 坂田アタックする側からすると2人目、3人目が早稲田は人数をかけない。

冨坂確かに早稲田は人数をかけませんね。 坂田非常に今日の早稲田のディフェンスのラインスピードがしっかりとまとまって速いので明治のほうはダイレクトな攻撃をするとどうしても止められてしまいますので。 ラグビーはどうしても冨坂早稲田に反則がありました。 冨坂ゴールラインを背負ってからのディフェンスというのは早稲田の伝統でもあります。 前半28分、明治勝ち越し!走ったのは今日ナンバーエイト先発に起用された朝長。

冨坂早稲田はスクラムハーフの齋藤を中心に非常に速いテンポでしかもワイドにノックオンとなりました。 冨坂なかなか明治のディフェンスラインをこじ開けられません。 坂田さん、それだけディフェンスの意思統一ができているということでしょうか?坂田早稲田のほうは先ほども申しましたがフォワードの選手がサイド、サイドでボールキャリアーの仕事をしっかり分けられてますので人数の少ないところで明治がしっかりとチャレンジできればボールに働きかけができれば明治にも大きなチャンスがあると思いますね。

日本ラグビーを長く引っ張ってきた早明の両校これまでも数多くの日本代表を輩出してきていますが日本代表といいますとラグビーワールドカップ日本大会。 冨坂あと2年を切った中で先日、日本代表はヨーロッパ遠征、敵地であのフランス代表と引き分けましたし成果は残してきていますが日本代表についていかがですか?坂田年々経験も増えていますしアタックもヨーロッパのチームにも通用する形になっています。

そして早稲田、明治慶応までの4チームが大学選手権に出場しますが今年の大学選手権はもうすでに始まっていまして2回戦が、今日行われています。 そして、関西のチャンピオン、天理がいて大東文化今年の関東のリーグ戦のチャンピオンが一番右。 早稲田のキックオフで後半の40分が始まります。 先ほど、大きくゲインをした早稲田の13番の黒木は4年生。 トライ!後半5分、早稲田が1トライを返しました。 後半の立ち上がりは早稲田が連続してボールを支配してきました。

坂田明治もバックスとフォワードが冨坂ここでノックオン。 球出しのテンポ、早稲田はいい。 早稲田のフォワードはそのポジションとしては経験はそれほど浅くない選手もいますが走れる選手が多いですよね。 坂田早稲田のほうが明治のプロップの下のほうから低い姿勢でまとまって前に出られたというのが押せた、プッシュできた要因じゃないでしょうか。 坂田まだ、早稲田のほうは7点差なのでしっかりとまずは敵陣に入って得点をしたいですよね。 早稲田の反撃。 ここで早稲田に反則。 早稲田に反則。

坂田明治がフォワードでプレッシャーをかけている分心持ち、早稲田のバックスがフォワードのほうを向いているので外のスペースも使えればまたおもしろい展開になると思うんですけど明治、突き放します!スクラムハーフ、福田のトライ。 早稲田の反則によるアドバンテージを得て坂田ちょっとラックサイドのディフェンスで飛び出したところがありましたね。 冨坂先ほどの明治の攻撃を粘り強く守った早稲田のディフェンスでしたがその、僅かな隙をこじ開けていった福田。 冨坂早稲田としてはこの辺りが点差としてはラインになっていますでしょう。

早稲田はラインアウト。 今日はラインアウトモールで1つ、トライを取っています。 坂田キャプテンの加藤君が最初にいって早慶戦でも1トライがありましたがやはり、ここからはリーダーがどれだけ前に立ってチームを引っ張っていくかですね。 早稲田の山下監督が早明戦は自分に打ち勝てるかどうか。 冨坂ここで早稲田に反則。 早稲田はスクラムをもらいました。 それと、坂田さん早稲田はリザーブの選手を使っていませんね。

その中で勝利をつかんだ要因特にどこにあったでしょうか?これは部員92名1年間、一生懸命やってきた成果だと思うので今日の勝ちを自信につなげて大学選手権に向けて明治、頑張りたいと思います。 その大学選手権去年は初戦で敗れましたが今年への意気込みや手応えはいかがでしょうか。 対抗戦、厳しい試合が続きましたけれど最後、早稲田大学さんと戦って勝利することができたというのはチームとしてもすごいよかったですし大学選手権に向けいいステップアップができたと思います。