NHK短歌 題「歌・歌う」

戻る
【スポンサーリンク】
15:08:43▶

この番組のまとめ

今日のゲストは 京都大学総長の山極壽一さんです。 山極さんといえばゴリラ研究の第一人者として知られていらっしゃいますが一つ 質問してもよろしいでしょうか?はい。 ゴリラはゴリラの社会ボスがいてという社会があると思うんですけれどコミュニケーションも とってますが歌って 歌うんですか?ハミングっていう音声があるんですよ。 シンギングっていうのがあるんだけどハミングが 特にゴリラの特徴でフンフフンフ フンフンフ~っていう非常に 人間の鼻歌によく似た声を出します。

あの…もう一回 聞いていいですか?「炭鉱節」って どういう歌ですか?山極先生。 ♪「月が出た出た 月が出た三池炭鉱の上に出た」昔は 石炭というのは黒ダイヤと言われるぐらいほんとに貴重で儲かった時代で炭鉱町は すごく栄えてた時代。 もう それが死語となってしまったあともそこの町では いつも夏祭になると「炭鉱節」が歌われてた。 「炭鉱節」ってねこの字が書いてあるけど本当の「たんこう」という場合は土偏の炭坑を書くんですよね。

ほんとに さっきね 山極さんがおっしゃったとおりで若い父親の おっかなびっくり子供を寝かしつけているというその体験というのが 非常にうまく出ている歌だと思いますね。 続いては 選者のお話永田さんの年間のテーマ…佐佐木幸綱さんは男歌の代表のような方で「失恋の歌なんか歌うもんか」と言って男歌と言われてた時代があるんですね。

「俺らしく ないなないな」という繰り返しがその瞬間 瞬間みんな違っていくのでなかなかね それまで支えてきた自分というものとその子供に すっかり 体を任せられちゃった自分という2人いるような気がする。 ゴリラの父親の方が もっと自分の子供とは距離感があるわけですか?初めはつきあってないですからね。 あのシルバーバックは子供にも すごく魅力的で子供は あの背中にみんな しがみついてビロードのような白い毛を触るのが大好き。 鷲田さんは哲学者で山極さん ゴリラって…。