貴重なお写真も出ていましたけれども「ソラリス」は 沼野さんにとってどんな作品なんですか?何ていうか やっぱり自分にとって「原点」みたいな小説なんですね。 ここに 「ファーストコンタクト」と書かれていますがこれは どういう事ですか?はい これは 「最初の接触」という事なんですがこれはSFの場合は 地球外生命体地球の外に宇宙にですね何か 知性を持った生物がいるかもしれない。
ソラリスとは 地球から何億光年も離れたはるかかなたの惑星で2つの太陽の周りを回っています。 これは 従来の科学では説明がつかない不思議な現象だという事で この惑星の ゼリー状の海というのはですから こういう海が相手訳が分かんない海が相手ですから人工頭脳学の研究者である スナウトしかも 血ついてるみたいな描写もあって…まあ いきなり ミステリアスな状況のど真ん中に放り込んで読者を引き付けてしまう。
ですから それは共産主義であってもナチスドイツであってもその種の絶対的なものを押しつけてくるイデオロギーだったと思いますけど彼は やっぱり そういったものに疑いの目を向ける。