という事で今日と明日はですね無理なくできるお正月の支度を土井善晴さんに教えて頂きます。 今日は 白みそ仕立てのお雑煮という事で丸餅をゆでまして 具だくさんという事なんですけども割と 鶏とか里芋とかにんじん 大根そして 青みの みつばなんかを入れとくわけですね。 里芋なんかも ゆがいておいてみつばなんかも結んでおくとか鶏なんかは まあまあちょっと切っておいて当日は ほんとに最後の仕上げだけをするというのがお正月の迎え方だと思いますね。
これでね 一応 お雑煮お正月のお雑煮という事でいいですね。 白木って初めて誰も触ってないところを自分でその白木のお箸に お雑煮を頂くお正月という事ですね。 まあ お正月の「即席雑煮」というか。 重曹を入れるとアクが抜け柔らかく煮上がります熱い煮汁に 洗った黒豆を入れ蓋をして火から外しこのまま一晩おきますこの泡には アクが含まれているので取り除きます焼き網を挟んで 鍋に当たる火がごく弱火になるようにして8時間ほど煮ます。
でも その時に このままコトコトとこれ 煮やかしたら割れてしまうからこのぐらいの火加減でもう じっとしてるかあるいは火を止めて 10分とか20分とか おいて頂いたらほんとに 余熱がきいて柔らかくなりますから。 ゆでた栗は 更にくちなしの色水に砂糖を加えた液で煮ます5~6分煮てそのまま鍋におき 色をつけますさつまいもの きんとんに柔らかい栗が入ってるいう事で中に ガリガリしたのが出てきたらちょっと嫌ですから。
これは何にも砂糖も何も入ってない。 これを ガンガン ガンガン こう割るように潰すんじゃなくってこうしてね 砕くんじゃなくって上から押さえるように。 そして お砂糖が入りますと水けが出てきますから溶けますと。 透明感が出てきました。 透明感が出てくるんですね。 こちらの栗の方も今 ちょっと火にかけて火加減 中火ぐらいにしてますよ。 お正月 安心してという事ですね。 ある程度表面積を大きくしましてこうやって取り出していくわけです。 水分が ある程度 逃げない…。