人間ってナンだ?超AI入門 第11回「老いる」

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この番組のまとめ

果たしてその先にあるのは?その最前線とAIの仕組みが感覚で分かる 超入門番組。 五木さんは 老いるっていう事をどういうふうに考えてらっしゃいますか?そうですね 中国の思想とかそれから 古い考え方では4つのふうに考えるんですけども必ず 玄冬を迎えるものという事が私たちの頭に刷り込まれてますから昔と今では 老いるという概念が全然 変わってきてる部分は結局 高齢化なんですよ。

今 これ 介護施設で仕事をしているんですがパルロっていうロボットなんですが介護施設では例えば レクリエーションといいまして20分から25分ぐらい皆さんの体を動かしたり歌を歌って頂いたりそういうような事をやったり主には話し相手になってあげていろんな…愚痴を聞いたり実際 どうですか?最初は少し抵抗が…。

いや~ だけどね常識的に人間ってのはコミュニケーションが大事だっていうでしょ。 高齢者は 特に その孤独の中でコミュニケーションがないからそれを補わなきゃいけないっていう考えがあるけども人間は 老いていくに従って孤独に徹する事で何がおかしいっていう感じがあるのね。 十分なコミュニケーションが会話ができる。 だから もしロボットを成長させていくとしたら絶対ね アーティストと それからインテリジェンスの そういう人たちが加わって作っていかないと単なる機械で終わってしまうと思います。

ドイツや日本では既に 医療機器として認められこれまで 人間の情報脳神経系からの情報というものは人間の内側のものだった訳です。 これは とうとう 人間の内側の脳神経系の世界の中にHALというサイバニックシステムを介入させてお医者さんがそこに登場する事によって今まで見る事ができなかった世界に入り込みながら治療を進めていくというそういう技術に進化してる訳です。

日本の義手義足っていうのは世界的に 非常に水準高いんです。 ですけども 今 世界中で例えば 地雷とか いろんな事で片足の不自由な人とかも山のようにアジア全体でも いる訳ですからそういう人たちの支えになるような本当に優れたロボットが出来ればそれは もう 世界的に日本が貢献するっていう役に立つと思いますね。 何か そういう義手義足で本当に切実に 今 困ってるからそう考えると 身体を拡張するのと多少 変更して便利にするのと人間の無意識下で 非常に細かい制御をしてる訳ですよね。

学習率とはAIが学習する時のコンディションを決めるパラメーター 変数の事。 全然 とんでもないところにいる可能性があるので最初は 大きく動いた方がよくてだんだんいいところに近づいてくると動き方を ちょっとずつ緩めていった方がいいというふうな事で 要するに学習の初期においては学習率っていうのは大きく取っておいて学習が進んでくると だんだん学習率を弱めていった方がいいというふうにされてるんですね。

学習と進化 この2つはどんな関係にあるのでしょう?例えば 明るいところが嫌いな動物とか生物っていますよね。 明るいところを嫌うっていう性質は進化的に獲得する事もできれば学習によって獲得する事もできるんですね。 じゃあ どういう場合に進化で獲得した方がよくてどういう時に学習で獲得した方がいいか。

一つ 面白い話題紹介したいんですけれども平均寿命の延びが1年を超えると人は 死ななくなると。 今は 恐らく 0.1歳とか0.0何歳とかいうぐらいしか1年に延びてないと思うんですけどもこれが 1年 技術が進むと平均寿命が1歳以上延びるようになると生きてる間に 平均寿命が延びていくっていう事ですからこれ 死ななくなる。