ETV特集「老いて一人 なお輝く~一人芝居 50年〜」

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この番組のまとめ

♪~ちょうど50年前から演じ始めたのが一人芝居 「土佐源氏」。 だからある程度時間と年数をかけないとシンプルに なってらっしゃるのかなと思っていたんですけどまだまだでも まだまだなんだって戦前 坂本さんが演じる老人が実際に暮らしていた…ああ いいねえ。 昭和16年 梼原を訪ねた宮本はある盲目の老人の語りに感銘を受け「土佐源氏」として まとめます。 昭和54年 「土佐源氏」は一枚のレコードになりました。 多くの共鳴者の心の中で『土佐源氏』は生きているのかも知れない」。

でも ずっと何千回とやっててもいまだに緊張したりドキドキしたりするっていうのはすてきだなと思いますしちょっと汚しがかかったあの高座に座られた あの時にものすごく こちらが…。 公演直前は 台本を手にしていないと落ち着きません。 それが 違う世界の中に一歩踏み出す時はもう 全然大丈夫なの。 坂本さんの芝居を応援しようとどの公演にも大勢のボランティアが集います。 坂本さんががんで闘病している時一年間食事を作ってくれた恩人でもあります。

今日は 民家の中の黒いすすだらけの所でねいや ほんと面白かったですね。 まさに 年齢に合ったあのころは まだ やっぱりほら40年前 若いからそれが 年寄りの演技する…。 まあ 無理じゃないんだろうけどやっぱ どっか元気なとこがにじみ出ちゃうんだね。 宮本常一に手渡されたバトン。 この間の 去年の高円寺公演辺りから。 今までのように ゴザかぶって出られないかもしれないし多分 こう はって出ていって「あんたも酔狂者じゃのう」と夜遅く地方公演から戻った坂本さん。 今年一番の山場。