そこで吉井さんは出かける前に排尿を済ませ同時に夜の尿意も ひどくなりました一晩に5回から6回も起きるようになってしまったのです寝る間がないっていうか 寝る間が間隔が狭くなってきちゃって…チョイス!え? 吉井さんの…正常な場合尿が ぼうこうにたまりいっぱいになると ぼうこうから脳に信号が送られます。 ところが 吉井さんは前立腺が肥大化していました。
その男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れてくるとどうも前立腺が大きくなるという事はいろんな動物を使った実験でも分かってるんですね。 あとは いわゆる生活習慣病で少し肥満になってきたりコレステロールが上がったり血圧高くなったり最近の研究のデータを見るとそういう生活習慣病の方ほど前立腺が大きくなりやすいという事が分かってきてます。 先ほどのようにおトイレが近いというのも非常に困った一つの症状なんですがもう一個は やっぱり前立腺によって尿道が圧迫されるんで尿が出にくいといういわゆる排尿困難。
前立腺肥大症がメインか過活動ぼうこうが主体なのかでお薬を使い分ける。 まず 前立腺肥大症には?先ほどもありましたけれどもα遮断薬というお薬を使います。 あと 前立腺が非常に大きい方の場合実際には 30ccとか40cc以上の体積がある場合には前立腺そのものを小さくするお薬もあるんですね。 これが 前立腺肥大症に対する治療薬の3つと。 女性の場合の過活動ぼうこうだとどうやって治していけば?女性の場合にはこの前立腺がありませんからいわゆる ぼうこうにだけ効くお薬を考えれば基本的にはいい訳です。
それによって ぼうこうが刺激され頻尿になります尿道を ギュッと締めてぼうこうをリラックスさせて5分でも10分でもおトイレに行く時間を少しずつ少しずつ先延ばしして尿意切迫感を自分の意思でコントロールする。 専用のパッドを装着して行いますぼうこうを水がたまっている状態にします床に置いたものを…更に 尿道や ぼうこうについてX線検査をした結果伊藤さんの病名は…診た患者さんの中では本当に 3本の指に入るぐらい骨盤の下側にあるのが骨盤底筋です。
女性の場合は ところがこれが少し ゆるんでくると妊娠すると ゆるむんですか?妊娠中でも骨盤底筋にすごく荷重がかかってるんですね。 あと赤ちゃんを産む時にやはり産道で特に赤ちゃんの頭が通る時にこの骨盤底筋がぐ~っと引き伸ばされる。 もう一個は 閉経のあと女性は男性に比べてこれが2割ぐらいといわれていて腹圧性尿失禁と 切迫性尿失禁の両者があるこれを混合性尿失禁といいます。 例えば その骨盤底筋というぐらいですから筋肉じゃないですか。 これが骨盤底筋体操。