NHK高校講座 地学基礎「海水とその運動」

戻る
【スポンサーリンク】
14:50:13▶

この番組のまとめ

ほんじゃあ まずは こちら「海水の温度分布」から見ていきますかね。 まず 海面付近をこれ混合層っていうんだけど何でかっつったら太陽放射とか気温の影響を受けやすいからね。 これは 太平洋の真ん中辺りにおける水温分布の様子なの。 どうして この海水の深さによる温度の違いを最初に紹介したかっちゅうとさ海面付近と海の深い部分は違いますっちゅう事をまず 分かってほしかったからなんですね。 じゃあ今回のテーマの 海水の運動もこの海面と 深い所では違うって事ですか?そうなのよ。

この偏西風がつくっている海流がほら この辺見てこっち向かってるでしょほら。 でね この海流の重要なはたらきの一つが地球の熱輸送なんですよ。 地球の熱っていうのはその 風だけじゃなくって海流によっても運ばれてたんですね。 北欧 ノルウェーの北部にある…北緯68度の北極圏にあるにもかかわらずそれほど厳しい気候ではありません。 実は この穏やかな気候をもたらしているのが海流なんです。 その 一番外側の海流ですか?そうそう そうそう。

そして 深層流は周りの海水と混ざって温かくなり塩分濃度も薄まって再び表層に達するのです。 グリーンランド沖で沈み込んでからここね太平洋の表層に達するまでこの流れ ここで終了 ここで終了っていうんじゃないんですね。 その上がった海水はいくつもの海流を乗り継いでなんと再び グリーンランド沖に帰ってゆくんですね。 先生 小耳に挟んだんですけどこの 今日やったね深層大循環。