ダイアモンド博士の“ヒトの秘密” 第3回「芸術(アート)のジョーシキを疑え」

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この番組のまとめ

ダイアモンド博士が今日の講義の場所に選んだのは博士が40年にわたって教べんをとっている大学のキャンパス。 仮面として使われたり地面に立てられたり儀式を行う建造物の一部として使われたり意外な意味について見ていきたいとダイアモンド博士は考えています。 前回の授業でお話しした 言語はヒトと動物の違いを象徴するものだと言えます。

芸術的なデザインですが一方で 寒さを防ぐという役割も果たします。 まとめると 生きていくのに必要な機能がなく美的欲求を満たし遺伝ではなく学ぶもの。 でも 生きていくのに必要な機能という条件にはここからは 動物もアートを生み出す事ができるのか見ていきます。 作ったのは アマミホシゾラフグのオス。 このように 大きくてちゃんとした きれいなデザインのサークルを作れるオスは優れた遺伝子を持っているに違いない。 「僕のIQは180だよ」「今 1マイル4分で走れた」などオーストラリアに住んでいます。

野生動物がアートらしきものを作る場合動物とヒトの違いを探る博士の探求は 続きます。 3歳の時に バレエとピアノそして バイオリンのレッスンをスタート。 音楽やってて 何か犠牲にしている事が あるんじゃない?つい最近 期末試験とオーケストラ公演の時期が重なってしまったんです。 公演があると 会場もいろいろだしリハーサルが4時間ぐらいあってそうやって全て全力で頑張ってます!それじゃ 今度は動物とヒトの間の溝をヒトの側から見てみましょう。

およそ30万年前に作られたものでアフリカ北西部のモーリタニアで見つかっています。 このすてきな玄武岩の石斧見事に左右対称です。 しかし こちらは 左右対称で端の方が薄くなるように苦労して作り上げたものです。 では 30万年前にこの美しい石斧を作った男性あるいは女性は何を目指したんでしょう。 博士は ヒトも動物と同じようにアートを通じて異性へのシグナルを発信していたと考えているんです。 一つには 機能的な石斧は 比較的簡単に作れるという事です。 左右対称でもない。 石斧を作ったのが男性だった場合です。