先人たちの底力 知恵泉▽歴史は勝者によってつくられる 明治維新の不都合な真実

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この番組のまとめ

明治新政府は新しい時代を象徴する数々のキャッチフレーズを生み出していきました。 まあ いろんなキャッチコピーのような「四民平等」「富国強兵」「殖産興業」 ありましたけれどもそういうふうな キャッチコピーのようなものを作る必要性というのは…。 そうですね やっぱり国民全体で新しい日本をつくっていかなきゃいけないというのが ありましたから特に「四民平等」なんかはねこれまで 身分差別があったのがそうじゃないというそういうのは やっぱり宣伝する必要がありますからね。

横須賀造船所は 日本の近代化になくてはならないこの国を どうしていくかという際に…1853年 アメリカ・ペリー提督率いる黒船の来航をきっかけに開国に踏み切った日本。 その一人が あの横須賀造船所を造った 小栗上野介です。 帰国後 小栗は造船所建設に向けて 奔走します。 明治新政府は 幕府が明け渡した江戸城へと乗り込みます。 他にも 殖産興業に努めた大鳥圭介やそれが 小栗の横須賀造船所です。 だから 横須賀造船所を造るというんでもう 幕府に全然お金がないのにそっちの方に お金を振り向けて造るわけですからね。

坂本龍馬の再評価もそうなんですね。 今 新政府 長でやってるようだけどあんな事は全部龍馬がやった事だよって言ったのは 勝海舟でね。 じゃあ歴史の中ではある程度 時間がたたないと評価されないというのは結構 あるんですか?最初は まあ 忘れ去られてたりあるいは その覚えてた人がいろんな事を言って それがだんだん市民権を得るというか分かるようになるまでは時間が かかりますね。

弟の健次郎は 学問に励み政府の国費留学生に選ばれてアメリカに留学しています。 それは 会津藩主 松平容保が幕末 京都守護職に就いていた時に天皇から賜ったもの。 容保自身は生前 この事をあまり語らず…この決定的な事実を世に出すため二人は 京都での容保の動向をまとめた歴史書の執筆を始めます。 それまでの 新政府を中心とした歴史観 一辺倒から幕府の立場から明治維新をどう見るかといった新しい研究も始まったのです。

だって 明治の元勲だって大久保も殺されてるしまあ 木戸は病死ですけどね西郷は 反乱起こすしあんまり 幸せな最期は迎えてないんですよね。 山川兄弟も やっぱりちゃんと 東大の総長になって…。 みんな 向かう先は近代化という事がやっぱり 目的が ちゃんとはっきり あったから。 やっぱし歴史を学ぶ効用っていうのはね敗者を研究するっていうのが一番役にたちますね。 敗者の歴史っていうのは 歴史の勉強の中で 一番役にたちますね。