「俳句王国がゆく」 今回は徳島県板野町から お送りします。 「俳句王国が」…。 今回は 吉野川の支流が流れる徳島県板野町。 俳句歴は53年!2時間で およそ100句を作るという猛者ですさあ 赤 俳句王国チームも負けていません。 いやいやいや 俳句は全然 下手くそなんですけども板野町を愛する気持ちは もう誰にも負けませんので。 フリーキャスターの丸岡いずみさんとフルーツポンチの村上健志さんの対決です夏井さん 1戦目のテーマは?「光の世界」です。
えっ!あ~! キャ〜!赤 俳句王国チーム 村上健志さんお願いします。 靴ずれっていう小さな世界からですねパ~ンって そこから飛び出すような感じでちょっと 宇宙観みたいなところも表したかったんですよね。 それが 何か こう宇宙に舞ってるかのような冬の銀河の世界っていうのをこの ちっちゃい世界から表したかったなと思ったんですけれども。 「靴ずれ」という自分の俗な部分小さな 生活感あふれるものをうたっておいて そこから爆発させるように宇宙へね思いを持っていったこの段差ですね。
俳句王国チームは 西陣織の職人で関西を代表する俳人の一人仲田陽子さんです夏井さん 2戦目のテーマは?江戸時代に広まった伝統的な染め物 藍染め。 ジャパンブルーとして知られる青色が特徴です。 そこで 徳島県産は特別に阿波藍と呼ばれるようになったのですその阿波藍に石灰やお酒などを加えて更に発酵させる事で染めるための液体となります私たちは…それ自体を指す藍がめという表現で言う事が多いです。 ジャパンブルー!ジャパンブルーを。 ジャパンブルー 一応 出来上がりました。
赤 俳句王国チームです。 「藍瓶を覗いて枯野立ち上がる」。 赤です!赤 俳句王国チームの勝利。 においから いろんな色いろいろなもんを含めて全てが この「枯野立ち上がる」ですごく感激しました。 そして 映像を持たない季語「冬深し」というこの季語によって 藍の色の深さも本当に語ってますからこの句風は丁寧に織り込まれてる訳です。 藍瓶を覗いてみるとその奥に枯野なんかあるわきゃないんです。 この3つ そろって?その3つが そろってすばらしい基本動作が生まれます。
それでは アピールタイム スタートです!最初にバ~ッて出てきた時に握りしめた手でやってる姿が印象的で「厳冬の」っていうんで戦ってたかっこいいけどはだしでやられてて厳しい冬のところと厳しい練習の日々を重ね合わせて詠んだ句です。 それ 絶対 アドバイスできましたよね。 アドバイスが ちょっと遅かった。 風見さんのアピールタイム スタート!スポーツチャンバラすごい 迫力があったんですよね。 赤 俳句王国チームの勝利です。
判定は 引き続き会場の皆さんですまずは…最後は…出演者の皆さんにはこの6枚の写真から好きなものを選んで俳句を作ってもらいました1戦目 暫定5位と暫定6位の戦いです。
続いて…空想の恐竜イタノザウルスで詠んだ句。 歯並びを綺麗と表現した事に関心が集まりました「綺麗な」っていう言い方 ちょっとありきたりじゃないかって思われる方もいると思うんですけど「朽野」っていう枯れ野の事なんですけど それがこの その中に何か恐竜のオブジェの歯並びが綺麗に残ってるんだこれ すごい…すごい綺麗な句だなと思います 本当に。
ここで 残念ながら負けた俳句の作者を明かします。 俳句の価値というのは何にも こんな事を詠んで価値なさそうに見えてもそこに ひょうひょうとした味わいというのがあればそれが俳句の価値になりますからそういうところは 私は褒める。 いよいよ決勝戦!暫定1位の俳句の発表です暫定1位の俳句は こちら。 どっちだ?どっちでしょう?さあ この句を取りに来るのはどっちでしょう?さあ 赤の俳句が勝野さん白の俳句が風見さんの俳句でした。 いよいよ今日の一番の俳句が決まります。 勝野さんの俳句が優勝するのか。