NHK俳句 題「春の星」

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この番組のまとめ

航基さんにも 是非校長先生の立派な机の上に何が載っていたら 俳句として面白いかっていうのをちょっと考えてみてもらえますか?じゃあ 一つ いいですか?思いつきましたか? どうぞ。 落ちてるのを 子どもたちを喜ばせようと思ってかわいく飾って 何か職員室の廊下に飾ってあるようなイメージがあるのでそれの準備をしてる かわいいおじいちゃん校長先生っていうイメージで。

逆接というのは要するに 例えば「前田航基さんが立派な大人になった。 でも かわいい」みたいにですね前半部分で聞き手が予想していたものとはちょっと違うものを最後に持ってくるっていうそういう技法なんですね。 この場合もですね「春星をことごとく得し」っていうのは春の夜空に 満天の星が輝いてる。 ちょっとロマンチックなようにも見えますけれど実は その春星が かえって戦争のむごたらしさみたいなものを伝えてるのかなと思いました。 …っていう事には全然気付かなかったんですけど「探査機」っていう 何だろう…。

これ 何か モモンガが 自分の思いを言ってるみたいな感じの句の作りになってるのが面白いですね。 モモンガを見てそのモモンガの気持ちになって作ったんでしょうね。 以上が 入選句でした。 それでは ここから本日の特選句を前田さんと私で予想していきたいと思います。 3番の「やがて来る探査機待つや」…。 探査機 先ほど出たようにすごく機械的 無機的なものが春の星の潤んだものと取り合わされている。

この間の自主制作でもこれで カチンコ 打って。 すごい 本当に人生の節目節目で出てくる大事なカチンコです。 カチンコっていうぐらいだからそういう音がするんですか?じゃあ 一度 打ってみますか。 中村草田男という人に「秋の航一大紺円盤の中」っていう有名な句がありましてあれは 秋の航海っていう意味で「秋の航」と使ってるんですね。 カチンコの向こうに 海が広がりそして そこを船が進んでいるっていう場面を撮ってるっていう事にしてみるとこの「奥に広がる」っていう部分がより生きるかなと。