まあ うちの師匠ね「山のあな あな」 圓歌も強かったですよ。 うちの師匠はですね新山口の駅から小田原までの間でボトル 30本 空けましたから。 去年なんか 87になって毎晩6時間 飲んでましたようちの師匠は。 「師匠 最後のお別れを」って言ったら「かずこ~ 二度とかみさんは もらわねえ。 実にいい加減な決め方をした師匠。 師匠より先に弟子の方が3人 亡くなってるんですよ。 まあ 師匠って方はねお酒で亡くなりはしませんでした。 そのあとのね 小勝師匠先代 小勝師匠は日本酒の飲み過ぎで亡くなりました。
「大将!」。 「大将!」。 「誰だ?俺は大将じゃねえぞ。 衛生二等兵だから」。 大将に乗ってもらえますと「何を?家族6人 助かっちゃうのか。 大将んちは どちらですか?」。 「俺んちか?俺んちは カムチャツカだ」。 「そういう事 おっしゃらずにね大将。 こちらの大将が『たたけ たたけ』ってぇもんですから」。 「まあ どちらの大将がですか?ねえ! 酔っ払って」。 「お宅の大将なんですか」。 こないだも酔っ払いましてね米軍 脅かしてオスプレイで帰ってきたんですよ」。 「大将 どうも 頂きました」。
もうベロベロになっちまって。 胸高にキュッと締めて左42.5度に傾きながら『あなた もう寝ましょうよ』って言われりゃ寝ようかなと思うよ。 または何を飲むのか一番知ってやがるくせに。 『いや もう 出来上がってるよ。 私みたいな おばあちゃんのお酌じゃ おいしくないでしょうけどわざと 一杯分 少なめにして帰ってきた。 一升瓶のケツ持ち上げて…そう。 う… うまい! ドンピシャリ!全日本酒つぎ大会があったら優勝するよ。 「無人島ですら何かあるよ。 ラッキョウがあったろ?」。