100分de名著 ユゴー“ノートル=ダム・ド・パリ”第1回「神話的小説」

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この番組のまとめ

19世紀に活躍したフランスを代表する作家 ユゴーの「ノートル=ダム・ド・パリ」をご紹介します。 明治大学教授で フランス文学者の鹿島 茂さんです。 相当に大革命で大聖堂は荒廃しててねフランス革命というのはそれぞれの…それは すごく重要なんですよ。 それがね「神話的小説」と僕が名付けたのね。 アニメの中には神話とか そういうのいっぱい取り入れられてるからこれは リメイクいっぱいできますよね。

両極端な両親のもとでユゴーは次第に「光と闇」ユゴーは 七月革命が起こる直前に正反対の思想を持つ両親に育てられた ユゴーなんですがその「ノートル=ダム・ド・パリ」の冒頭部分はこのように書かれています。 見物人たちはかがり火の赤い光の中で生き生きと踊る エスメラルダに目を奪われていきます。 エスメラルダの美しさに強烈に惹かれながらも聖職者として淫らに踊る娘を許せず薄気味悪い声で彼女を罵ります。 そして カジモドにエスメラルダの誘拐を命じました。 物語は エスメラルダを中心に動き始めるのです。

さあ エスメラルダを誘拐しようと画策する クロードとカジモドですがこのあと 一体どうなるのでしょうか?踊り終えた エスメラルダは真っ暗な通りを歩いていました。 彼女が角を曲がった瞬間 カジモドはエスメラルダに つかみかかります。 カジモドは エスメラルダの体を軽々と片腕で担ぎ素早く 闇の中に姿を消します。 奇跡御殿の住人だったエスメラルダはグランゴワールの命を救うために結婚する事にしたのです。