100分de名著 ユゴー“ノートル=ダム・ド・パリ”第2回「根源的な葛藤」

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この番組のまとめ

伊集院さん 原作に触れてみていかがですか?かなり複雑な小説だと思うんですけど1回目 ほんと かみ砕いて教えてもらったんでさあ 今回は どのような展開になっていくんでしょうか?今回はね クロード・フロロ ある意味この小説の主人公なんだけどもカジモドは その醜い風貌のせいで人々に虐げられクロードだけを愛し服従していました。

そんな大聖堂大好きだった二人がエスメラルダと出会う事によって二人とも変質していくというか。 閉じられた教会に例えば エスメラルダが召し使いとして 入ってきたというシチュエーションだったらこれは また違うんですよ。 だから エスメラルダが踊り子だという設定が これが すばらしいんです。 クロードに命じられて カジモドはエスメラルダを誘拐しようとします。 そのうち カジモドは必死に体を揺り動かしエスメラルダがカジモドの方に近づいてきました。

カジモドの公開処刑から 数週間後クロードは エスメラルダへの欲望と理性の間で葛藤していました。 広場で タンバリンを鳴らしながら軽快に踊る エスメラルダを大聖堂の塔の上からただ見つめるだけでした。 クロードは エスメラルダのそばに劇作家のグランゴワールがいる事に気付きます。 クロードは エスメラルダを強く求めながら自分は聖職者で結婚が禁じられているという宿命に苦しんでいたのです。 エスメラルダが目覚めた時クロードの姿はなく兵士たちがフェビュスを運び出したあとでした。