♪~愛嬌を振りまく一方時には 野生的なハンターになります。 恐怖のスイッチが入り攻撃性をむき出しにしています。 野生のネコ科動物のように神経質で 警戒心が強いんです。 一旦 恐怖のスイッチが入ると落ち着くまでに時間がかかります。 野生のネコ科動物は 獲物の死体のそばで 水を飲みません。 しかし 十分にエサをもらっている飼いネコは本来 獲物であるものに食欲を感じなくなっている場合もあります。
柔らかな肉球としなやかな関節が科学者によれば アメリカではネコが 一年間に しとめる鳥や 小型哺乳動物の数は10億を超えるといわれます。 イエネコのDNAを調べれば進化の道筋をたどる事ができます。 私たちは 中東 アジア アフリカなど世界各地に出向きネコのDNAサンプルを採取しました。 そして DNAの特徴を分類した結果イエネコの祖先を特定したのです。 研究によって全てのイエネコの祖先は「リビアネコ」と呼ばれる ヤマネコの一種である事が分かりました。
これはネコの愛情表現なのでしょうか?実は ネコの こうした習慣は野生時代の名残にすぎません。 早いうちに 人と触れ合う事が人とネコの関係を築く鍵ですが子ネコは 最初から人間を好きなわけではありません。 一見人間に懐いているような行動もその理由はちょっと違うようです。 ネコが鳴くのは 仲間同士より人間といる時の方が多いんです。 なに?どうしたいの?ネコと人間はある種の コミュニケーションを取れるようになりました。
完全な野生でもなく 人に慣らされてもいない野良ネコはおよそ1万年前野生のネコの一部は人間と共に生きる道を選びました。 野良ネコの祖先は 何らかの事情で人間のそばを離れた元飼いネコなのでしょう。 野良ネコの行動は 数千年前人間社会の周辺にいたネコを彷彿とさせます。 集団で暮らすネコは群れのライオンのように集団への帰属意識を持っています。 互いに なめ合い毛づくろいするのは同じ臭いを共有する事で仲間意識を保つためです。 嗅覚に優れたネコは同じ臭いの者を嗅ぎ分けて仲間意識や 親愛の情を確かめ合うのです。