ダイアモンド博士の“ヒトの秘密” 第10回「集団虐殺はなくせるのか」

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この番組のまとめ

この疑問に挑んだのが…今回のテーマは「戦争と集団虐殺 ジェノサイド」です。 ダイアモンド博士が 進化をキーワードにジェノサイド集団虐殺の本質に迫ります。 殺人 戦争 そして ジェノサイド集団虐殺についてです。 今日のテーマは「殺人や戦争 集団虐殺」です。 ダイアモンド博士は まず最初にジェノサイド 集団虐殺とは何かでは まず戦争についてお話ししましょう。 では 第二次世界大戦後の集団虐殺をあげてもらえますか?リモ。 法に反すると知りながら戦争や群集心理の中で集団虐殺に至ってしまう ヒト。

更に ある民族を完全に抹殺してしまった極端な例としてはタスマニア島の原住民タスマニア人の虐殺があります。 集団虐殺は現代社会の問題なんです。 講義の合間ダイアモンド博士が話をしたのは…これまでの授業で生物が進化して生き残ってきたというような事を聞いてきて思ったんですけど人間の社会は進化の向かうところとは真逆に何の利益もないようなそれどころか有害な行動や信念に取りつかれてしまっているような気がするんです。

でも 人口比で見ると現代より 伝統社会の方が高かったんです。 一つには いわゆる 部族社会に中央政府がなかったのが原因です。 伝統社会では 宣戦布告もない一方で 平和条約もない。 伝統の社会には それを止める中央政府がないんです。 人を殺したアメリカ兵のうちほぼ半数はPTSD 心的外傷後ストレス障害に苦しんでいます。 なぜ ニューギニアやアマゾンの伝統的な社会でしかし 虐殺の目的としてそれが語られる事は ないんです。