100分de名著 松本清張スペシャル 第2回「生き続ける歴史の古層」

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この番組のまとめ

しかし それはあくまで都市部というか太平洋側の大都市中心だったわけです。 それは 秋田県羽後亀田ではないかと上野から 満員の夜行列車に乗り込んだ。 上野から日本海側の東北の秋田の方まで行くわけですけれどもこれは太平洋側に比べるとですねやはり ちょっと近代化が遅れていたわけですね。 清張自身が地方出身だという事もあって今西たちが 羽後亀田をたつ寸前この時は 気にも留めなかった今西だがやがて ヌーボー・グループの周辺で不審な死が相次いだ事から三木謙一という人物だ。

この銀座のバーの女給というのは三浦恵美子という名前なんですけど彼女の生活を見ているとまた その当時の時代がよく見えてくるという事ですね。 だから この三浦恵美子が住んでいたのがいわゆる 木造賃貸アパート。 これも 前回の「点と線」でダイヤの4分間のあれが 事実だったという話をしましたけれどもだから その東北地方と島根県の出雲地方に非常に独特の なまりがあってそれが よく似ているんだと。

そこには 大物政治家とその娘そして 婚約者の和賀英良が写っていた。 三木が出会ったのは ハンセン病を患う父親 本浦千代吉とその子ども 秀夫。 三木謙一は 法律に従って父親を療養所に収容したが本浦秀夫から 和賀英良という人間に生まれ変わった。 和賀英良が犯人であったわけですけどもこの和賀は 戸籍を改ざんして別人になっていたという事なんですがそんな事 可能なんでしょうか?はい。 その時に…本浦秀夫だったのが しかし戸籍が焼けちゃったもんだから和賀英良として新たに戸籍を作ったんです。