NHK俳句 題「蝶(ちょう)」

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この番組のまとめ

第2週の選者は人呼んで 俳句王子こと柳克弘さんです。 その方が 俳句らしいといえば俳句らしいんですけどちょっと それだと自分が 蝶に触れられて崩れてしまうっていう空想的なところ幻想的なところがちょっと損なわれてしまうっていう事で あえて「くづるるか」という疑問形を入れてみたんですね。 やっぱり空想的な句 幻想的な句ほど疑問形は効果的だと思いますね。

いやいややってるんじゃなくって自分から進んでそういうライフスタイルの方が自分には合ってるっていうそういうところが「蝶の昼」という 明るく弾んだ季語で表されてると思いました。 「蝶の昼」というのは どんな昼を思えばよろしいんでしょうか?やっぱり ただ「蝶」と言う時よりも「蝶の昼」って言った方が絨毯ですとかあとは モスクの ああいう非常に精緻な幾何学模様っていうのが連想できると思うんですね。

蝶って 本来 長生きするものでも早死にするものでもなくてみんな 短命なんですけれどでも それでも やっぱり夭折って言わざるをえなかった。 旦那さんの名前は出てこないんだけど外を ひらひら飛んでいた蝶「あれ モンシロチョウだ」とかってテニスコートに現れた初蝶ですよね。 ♪~それでは 本日の特選句です。 4番 野口麻礼さんの句です。 野口麻礼さん。 作者に ちょっと インタビューしたいような句ではありますね。

マニキュアを塗るんですか?あの 女性がつける…。 女優さんに「余ってるマニキュアない?」って言うとものすごいある。 一時期 うちに100本以上 マニキュアがあった。 さて こちらから どんな俳句が生まれたんでしょう?「空時間」?「空時間」。 これは 先ほど おっしゃってた仕事の空き時間…。 一本の仕事でその日のうちの香盤表があって3時間 空くぞとかあるんですけどその仕事が終わって ずっと仕事が続く訳でもないし…。 仕事と仕事の間の空き時間なんですよね。 2時間は 必ず 俳句の事を…。