先人たちの底力 知恵泉(ちえいず)▽経済こそが天下を制す!織田信長の革命戦略

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この番組のまとめ

その戦国時代を勝ち抜いた織田信長とかね。 信長は そうした時代の潮流をいち早く捉えライバルたちに「経済戦争」を仕掛けて誰よりも早く天下に迫っていったのです。 真山さんは 小説としては現代日本の経済ですとか政治を数多く描いてらっしゃいますが歴史 特に戦国時代はいかがですか?お好きですか?あんまり歴史小説 読まなかったんですが戦国は大好きで 信長はもうずっと 最初の若い頃はもう ああ生きたいとずっと思ってましたね。 先生 戦国時代というのは経済成長の時代でもあったんですか?そうですね。

現代の戦争だと 本当に総力戦で消耗戦なんですけど戦国時代の戦いって しょっちゅうやってるわけじゃなくてやる時期って限られてるんですね。 織田信長は戦国時代中期の天文3年…信長の家はその家来の中の一つにすぎず全国的には無名の存在。 戦国時代の兵士たちの戦い方を研究している方に会いに行きました。 この体育館に 昔の戦国時代の武士がよみがえった感じですね。

そう 「鉄砲」です!今の我々なら 「馬と鉄砲なら鉄砲でしょ!」とすぐ考えてしまいますが当時は事情が違いました。 この火縄銃の短所 どういったところにあるんですか?この火縄銃は やっぱり…鉄砲は やっぱり当たって 鉄砲の効力があるという事ですので。 火縄銃の有効射程距離はおよそ50m。 ちなみに 馬が火縄銃の射程距離50mを駆け抜け鉄砲隊に達するには7~8秒あれば十分。 種子島に伝来した時の鉄砲の値段はそして 42歳で迎えた長篠の戦い。

やっぱり一個一個こうやって工夫していくうちに突然何か パーンって破裂するように新しいステージを見つけるからイノベーションって起きるのであってこうやって腕組んで何か いい方法ないかなって思ってる間はイノベーションは絶対に出てこないという事を 彼は証明してますよ。 今 すごく アメリカでは話題になってるんですけど民間の宇宙企業がいわゆる 例えば軌道を回ってる衛星に有人で 人を運ぼうとかしてるそれでいいんですか?それで 飛行機会社が メーカーがつくってるエンジンを束ねてそれで飛ばしてみよう。

長篠の戦いで使われた鉄砲3,000丁のうち信長にとって堺は 近代の大量生産を先取りしたような新しい産業都市でした。 更に 信長は新たに 日本一の商業都市も目指しました。 堺は かなり無理な要求をされてそれまでは自治都市として繁栄してたのが本当に 信長の配下になってしまうわけですね。 他の戦国大名相手なら 武装した堺で どうにかなったけど信長みたいに 中央を押さえてて圧倒的な軍事力がある人にはお金を払って 許して下さいって言うしかないわけですよね。

また信長は物流拠点を押さえるまさに経済封鎖までしてたと思うんですがそれは どう見ましたか?さっきも言いましたけど拠点を押さえておく事って大事であり 独占すればするほどそこの いわゆるプレゼンスが上がりますよね。 シンガポールって 金融と観光でものすごく 世界中からお金を集めてますけどあそこも 点のような拠点の所に全部を集約して 更に…会社にも 税をかけません。 信長って すごくて自分の安土以外はがんがん税金かけるくせに自分の町だけは 税金かけない。