地球ドラマチック・選「シマウマ追跡!アフリカ最長の大移動」

戻る
【スポンサーリンク】

この番組のまとめ

今回は毎年 食料を求めて過酷な大移動に挑む何千頭ものシマウマを追跡します。 研究チームが GPS技術を駆使してシマウマを個体レベルで追跡しアフリカ南部に位置するボツワナ。 GPS付きの首輪を取り付けたシマウマの中にジャネットと名付けられた9歳のメスがいます。 つまり 雨季になるとシマウマは突然姿を消していたわけですね?ええそのため 2012年に初めてジャネットに首輪が取り付けられました。 ジャネットのGPSデータによってシマウマの移動に関する考えが完全に覆されました。

あのメスにはかなり特徴的な目印があってね左肩の辺りに「W」の文字が見えるでしょ?シマウマは生後1時間もしないうちに自力で立ち上がりますが1日に歩ける距離はそれほど長くはありません。 GPSデータから気候の変化に反応して数時間の間に全てのシマウマがチョベ川を渡って南下を始めた事が分かりました。 先頭チームを追っているウィリアムズは後れを取っています。 リカオンの足跡が残っていた場所の南側にGPS付きの首輪を付けたシマウマがいました。 経験豊富なサファリガイドダンカン・ロウルズがウィリアムズをサポートします。

数時間の間にソックスの群れを除く全てのシマウマがUターンをしてスタート地点であるチョベ川のほとりへと引き返し始めたのです。 カメラマンのプールはシマウマの群れが出発地点へと引き返す途中舗装道路を横切る姿を捉えようとしています。 最近までシマウマはルートを学習し1950年代から60年代にかけて野生動物から家畜へ病気が感染するのを防ぐため何千キロにも及ぶフェンスが造られました。 野生のシマウマの寿命が15年ほどだとして数十年もの間 フェンスがあったら可能性があります。

これはソックスがナイ・パンで子供を産むために急いで出発したもののこの24時間の間に今いる場所で子供を産んだという事かもしれません。 ウィリアムズはソックスが立ち寄りそうなパンを訪れますがそこは水があふれるオアシスとは程遠いものでした。 ソックスの状態を確認する最善の方法は防火帯を横切る瞬間を捉える事です。 ソックスが通り過ぎる前に到着し待機する必要があります。 ほんの一瞬の出来事でしたがナイ・パンまで残り90キロの地点でソックスの無事を確認できました。