そうこのアンリ・カルティエ＝ブレッソンさんってのは決定的瞬間を切り取るっていう事で有名な写真家さんなのね。 だからこの写真もまさに決定的瞬間切り取ってるでしょ。 この手前の男性の足が水たまりに着くか着かないかの瞬間がまさにその場から切り取られるように写真に収められてるよね。 そうなんだけどこの写真のいいところは決定的瞬間っていう事だけではないんだけど何か分かる？写真といえば 何て言うのこ… 構図？あっよくお分かりで。
まあ諸説いろいろあるんですけどもフェルメールは非常に精細なリアリティーのある絵を描いているのでこのカメラ・オブスクーラを使って描いたんじゃないかと。 反対に写真もですねいわゆる 写真なりのただ風景を写してるんじゃなくて表現もやっぱり開発しなきゃいけないという事になって写真は写真で発展していく。 植田さんは鳥取砂丘をスタジオのように使って多くの写真を撮られた方です。
さあ 次は 撮影の技法による演出写真です。 撮影の技法による演出？はい こちらは 山崎 博さんの「ＨＥＬＩＯＧＲＡＰＨＹ」という作品ですね。 「ＨＥＬＩＯＧＲＡＰＨＹ」。 何かさこうまあ時間とか空間とかそういうリアルなものを切り取る写真っていうのもやっぱり面白いんだけどこういった演出された写真っていうのもまた違った想像力をかきたてられて面白いよね。 ではその想像させる写真を撮るにあたって何か一つヒントというかコツというか何かありますか？そうですねまあ自分で色を発見する。