100分de名著 法華経 第1回「全てのいのちは平等である」

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この番組のまとめ

仏教思想研究家の植木雅俊さんです。 仏教における男女平等思想を研究する植木雅俊さん。 サンスクリット語の原典を8年かけて 現代語に翻訳。 仏教の伝来とともに日本に入ってきて日本文化に 大きな影響をもたらしたわけですけれども今 現代語訳に翻訳しようと思われたのはいや でもね僕 その学生さんの気持ち すごい分かりますよ。 もともと サンスクリット語で書かれたものが鳩摩羅什の翻訳によって漢語に訳されその音読みが日本に伝わりました。

しかも この4番目で 仏弟子の範囲が狭められるんですけども十大弟子って ご存じですよね?「智慧第一」の舎利弗とかあれ全部男性で 出家者ですね。 それが大乗仏教という事になります。 菩を 小乗仏教ではお釈さんだけに限ってたのを…在家であれ 女性であれ。 ただし 大乗仏教は例外を設けたんですね。 でも ちょっと考えてみると大乗仏教って「みんなが 菩になれますよ」って言ってる その人たちが「この人たちはなれません」って言うのもちょっと おかしな話ですよね。

だから お釈様も今 まさにそこにいた人たちの「法華経」を受け入れる準備をそこで作り上げるわけですよ。 最短距離が書かれるでしょ?この方便というのもですねその人が覚りに到るための最短距離というか 最善の手だて方策という意味なんです。