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- NHK高校講座 化学基礎「化学基礎から化学へ~有機化合物〜」
- 2018年04月04日(水)
- 14:40:00 - 15:00:00
- 有機化合物とは、炭素原子を骨格とする化合物。軽くて加工がしやすいプラスチックは現代の生活には欠かせない。熱に強いアラミド繊維や、軽くて強い炭素繊維なども登場。
14:46:13▶
この番組のまとめ
生物の体を形づくるタンパク質や栄養になる糖類などのようにもともと自然界に存在する物質もあればプラスチックや合成繊維のように炭素原子を結合する事で人間が新たに作り出した物質もたくさんあるんだ。 例えば プラスチックは石油を原料として人工的に作られた有機化合物だ。 はあ~こうやって見るとプラスチック製品がない生活って考えられないですよね。 私たちの生活に欠かせない存在になったプラスチック。
グリーンプラとは自然に還るプラスチックの事で生分解性プラスチックといいます。 生分解性プラスチックは植物の光合成によってできるでんぷんを発酵させて作った乳酸などを原料にして作られたプラスチックです。 従来のプラスチックは土に埋めても分解されないため処理がしにくかったんですが生分解性プラスチックは土に埋めると微生物の働きで水と二酸化炭素に分解されるので廃棄物の削減に役立っているのです。
炭素繊維の板とアルミニウム合金の板でそして…。 実は炭素繊維は繊維が伸びる方向に引っ張る力には強いが横からの力には弱いという性質があるんです。 そこでさまざまな方向に走る炭素繊維を何層にも重ねる事でどの方向からの力にも耐えられるようにしているんです。 この炭素繊維によって旅客機の飛躍的な軽量化が実現されました。 炭素繊維の板の方がステンレスよりもずっと軽いです。