こころの時代~宗教・人生〜「アメリカで生きる仏教」

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この番組のまとめ

日系三世のアメリカ人僧侶です。 「vacuum cleaner」 それをアタッチメントともいいます。 だけど もっと重要なのは仏教にとっては アタッチメントは執着です。 答えは 親鸞聖人はたくさんのアタッチメントを持っていらっしゃったからだという事です。 長年 アメリカで暮らしてきたケネスさんは これまでアメリカにおける仏教の特徴を研究してきました。 日本とアメリカの仏教について発言を続けています。

キリスト教では もちろん苦悩という事も話しますけどお寺に行く事によって他の日系人の友達を持ってそして 何ていうかな自分のアイデンティティーというものがそこで認められたと思うんですね。 だから やはりそのアメリカ社会っていうのはいろんな人種がいてですねそして やはり中心となるのはプロテスタン…まあ よく言うアングロ・サクソンプロテスタントですね…の人たちですけどで そうじゃない 他の人たちはある意味で 自分のイメージを健全的に持つというのは難しい面があるんです。

アメリカでは ずっとプロテスタントの人が要するに キリスト教の4分の3はプロテスタントで地上戦も拡大し 多くの若者が戦場へ送られていきました。 当時 徴兵制度がありましたのでいずれはね 軍隊に入らないといけないという事だったのでどうせするんだったら 将校として入った方が有利だと思って大学1年からROTCという「Reserve Officers’Training Corps」といって 要するに将校養成プログラムなんですよね。

そのようにならないと 本当の宗教じゃない というようなだいぶん興味を持ってきましたので社会問題を 仏教の視点から考えようというようになってきまして。 浄土真宗仏教団っていうのがありましてこれ 全米にあるんですね。 いろんな会合などを設けまして仏教的な視点から シンポジウムを行ったりとか やりました。 仏教に惹かれる人たちを「nightstand Buddhists」と。 「nightstand」というのは寝室にある ランプがのってるスタンドですよね。

この日は 仏教の基本概念の一つ「諸行無常」について考えました。 要するに「Yesterday is history」っていうのは もう 過去…昨日は もう歴史であるという事は昨日はもう去ったという意味ですよ。 日本語では「諸行無常」といいますけれど英語では…ですから その本来の側面も理解してもらいたい。 日常生活をもっとこう…日常生活の事にもっと「mindful」っていうか注意深く味わうという事なんですよね。 そしたら その説明はですねこのようにやるとmindfulじゃないと。

その3つは 本当の宗教の要素であるというかいわゆるキリスト教 イスラム教 仏教他の正しい宗教を通してですね目覚めた人には その3つの要素があると思うんですね。 ですから 私が尊敬する釈尊 親鸞他の偉大な宗教 仏教者または私も マザー・テレサとかねダライラマたくさんの 他の宗教者もいらっしゃいますけどそういうような要素を実践されてるんですよね。