NHK短歌 題「会話」

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この番組のまとめ

♪~今年度から 「NHK短歌」の司会を務めます 星野真里です。 アシスタントの席からレギュラー出演者の席に座らせて頂く事になりました。 なので 正解を当てるっていうかどんな場面を想像するかっていう事にかかってるかと思うんですけども非常に カジュアルな形で即物的に 花を見るという事を描いた歌になってますね。 お花見っていうと ちょっと優雅な感じがすると思うんですけどもこうやって カジュアルな食べ物を入れる事で非常に 身近な作品になったかと思います。

そうですね 非常に奥深い作品で会話が聞こえなくなっていく一種の諦念を詠んだのかなと思うんですけれども非常に清潔感のある一首になっているかと思います。 普通だったら かんでるうちに全く味がしなくなってくるんですけどもこの人の場合は君との会話になぞらえてその会話を思い出す度に 味がよみがえってくるというふうに会話の うれしさというものを味がなくならないガムという事で表現してる。 非常に深刻な内容なので 自分でもうまく受け止められない実感を持てないというところが平仮名で 表現されてるんじゃないかと思うんですね。

手話で 生き生きと会話してるという事が視覚的に よく見えてくるいい一首だと思います。 そこで 余白があって膨らみがあってどんな会話なのかなって読者の側がいろいろ広げていけるところが面白いところだと思います。 それと裸の私がいて しかしそれで何が起こってるかというと淡々と明日の予定という 事務的な事を話し合っているっていうそのギャップが 面白いんですけどそのギャップを具体的に どんな服を着ているかという事を示す事によって更に 具体的に分かりやすく場面も見えやすくなるんじゃないかと思うんですよね。

会話として 表に出た部分と内に秘めた部分両面から詠む事によって奥行きのある世界が描けてるんじゃないかと思って大木さん この短歌についてどう思いますか?「母国語」とか「勇ましく」「少女のようだ」ってちょっと いろんな強めの言葉があったりねまる~い言葉があったりどういう事なのかなってちょっと一瞬…。