日本の話芸 春雨や雷蔵 落語「宮戸川」

戻る
【スポンサーリンク】
14:19:53▶

この番組のまとめ

♪~あの~ 日本橋この橋 架けられたのが江戸に幕府が出来た1603年でしてまあ 当時は 木の橋ですね。 今 両国の江戸博物館に行くと日本橋が復元されてかなり 見ると大きいもんですね。 え~ まあ あの〜 ここが 今でも日本橋から何キロという表示がしてありましてね中心でございますが江戸という所は大変に狭いんですね。

また明日来ますからごめんなさい』ってんでね急いでうちへ帰ってきたんですけどおやじは堅物でしょ?『碁将棋に凝るやつは親の死に目に会えない親不孝者だ。 霊岸島に叔父さんがいますからそこへ行って泊めてもらおうと思うんです」。 「いいわ 半ちゃんとこ近くに 叔父さんがいて。 あなたはねうちの叔父さんを知らないからああ 分かった 分かった分かった 分かった』。 叔父さんの近所行ってごらんなさい。

あなた 長万部 行きゃあいいでしょ! 本当に もう!」。 駄目ですよ 本当に!長万部 行きなさいよ もう!」。 「長万部 行きなさ~い!ほら 間違っちゃったじゃありませんか!駄目ですよ もう。 叔父さんが一歩 表へ ぽんと出てみろ。 だから叔父さん 表 歩く時にはいつも 棒持って歩いたんだぞ。 金は きれいに使いな』ったら『そうか』って嫌に素直だなと思ったら銭出してきて一生懸命 磨いてるんだ。

そうしちゃあ 仏壇からお位牌 取り出してきてな腰巻き くるんで うちん中ぐるぐる 駆けずり回って手に負えねえんだ。 あらあら!今度は 大きな提灯が出てきた…。 小網町の半七が来たんだよ。 おい! 小網町の半七だよ!」。 仏壇から お位牌 取り出してどうしたんだよ?」。 「だって おじいさん 小網町で半鐘が鳴ってるってえから」。 小網町の半七がうちへ来たんだよ」。 あらまあ 半坊 お前 しばらく見ないうちに 随分 年取って」。 「すいません 叔父さん 夜分遅く」。 今時分 誰が長万部なんぞ行くんだよ。

夜分遅くご無理願いまして…」。 「いや こういう事はね夜分遅くの方が いいんですよ。 ご無理? とんでもない。 叔父さんなんぞは 若い時分にはご無理の願いっ放し。 大丈夫ですか?ああ。 ああ 話は明日だ。 「お前 何 勘違いしてんの? お前目が らんらんと輝いてきたぞ。 あの時分は本当に いいご時世で清元が はやりましたよ。 柳橋の船宿の2階で私の三味で おじいさん あの時『保名』を語りましたよ。 あん時は 確かおじいさん 『明日は今日じゃないんだ いておくれ』。