NHK短歌 題「メディア」

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この番組のまとめ

松村さんには 1年間 歌人与謝野晶子をご紹介して頂きます。 松村さんにとって 晶子はどんな存在なんでしょうか?有名な歌人であるというのはもちろんなんですがいろいろなテーマで社会評論を書いたり子供たちのために童話を書いたというそういった スーパーウーマン的なところが とても魅力です。 一億人の人が 孤独を抱えながらスマートフォンの画面に見入っているという地上の光景をですね最後の結句で空の上にあげる反転させるっていうその見事さ 大胆さがとても魅力的だと思います。

活字メディアである新聞や雑誌というものが非常に 活発に刊行されて人々は それを争って読んだんですね。 情報が欲しいというのはいつの時代も変わらないわけで今でこそ 新聞や雑誌は少し衰退していますけれども当時の新しいメディア新聞 雑誌を舞台として与謝野晶子は活躍した人なんですね。 なぜ こんな事件を事故を うたったかというと当時は 映像メディアが全くないわけですから晶子が 雑誌に頼まれて作った歌なんですね。

動いてない潜水艦にも サンフランシスコの港で乗った事があってそれは 第2次世界大戦中の潜水艦ちっちゃい小型なんですけどまさに 十何人かが乗れる。 だから ロマンチック プラスエロチックというのが僕の 与謝野晶子のイメージで今でも その気持ちは強いんですけれどもさっき ご紹介下さったこういう歌を読むとロマンチックな部分というのは確かに共通してるけども非常に強いというか別のところに響いてくるものを持っているんだなというのが今回 分かりました。