先月、東京・足立区の中学校の総合学習で行われた性教育について都教育委員会が適切だったかどうか調査する事態に発展しています。
中野池上さん、このニュースはどう受け止めましたか?池上同じようなひきこもり状態の人たちっていうのは全国にどのくらいいるのかってことなんですけれども2016年の内閣府の実態調査によると全国で54万人という数字が公表されているんですがただし、これは39歳まででして40歳以上の方々の数というのがカウントされていないっていうことでやはり家族の問題というふうにされてきたという歴史があるのかなと思います。
池上ひきこもる人たちの中には確かに精神疾患を抱えた人たちもいるんですけれども一方で、社会的ストレスでもって今の生きている社会から自分を守るために、命を守るため結構たくさんあるなと思って健常者のときのほうがちょっとなんというか社会の目線というかすごく風当たりというかきつかったけれども障害をもっているからっていう理由で少し甘く見てもらえる部分が出てきたりするのかなと思っていてでも、精神障害だったりとかあるいは障害の認定をまだされていない方まだグレーゾーンにいる方っていうのはすごくきつい思いをしてるんじゃないの
中野池上さんこれから必要な支援って何がポイントになってきますか?池上やはり支援のメニューの選択肢が少なすぎると思うんですよね。 就労というのが一つのゴールになっていて就労ありきの支援というものしか事実上なかったと思うんですけどきちっと実態調査を行って課題がなんなのか何を当事者たちが求めているのかを知ったうえでメニューを構築するってことをしないとそういうところをもっと親もそうですし社会が意識を変えていかないといけないということですよね。