100分de名著 神谷美恵子 生きがいについて1「生きがいとは何か」

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この番組のまとめ

精神科医で 思想家としても多くの著書を発表している神谷美恵子の「生きがいについて」をご紹介いたします。 伊集院さんこの本 ご存じでしたか?何か タイトルとしては割とシンプルなんで急に ピンとこなかったんですけど著者名を見てあっ これ 子供の頃に僕のおふくろの本棚にあった気がするみたいな。 でも 当時ベストセラーになったそうですからあっても 全然不思議ではありませんよね。 では 神谷美恵子は「生きがい」をどのように捉えていたのか見てみましょう。 神谷は 前者を「生きがい」後者を「生きがい感」と名付けました。

神谷は 天才とうたわれた数学者岡 潔の手記に注目しました。 それでいて 先ほどの岡さんの話なんかはとても興味深いのは僕ら 数学に疎いとその箱庭や 蝶を追っかける事と数学者の事は意外に つながらないんだけど発見する喜びだったりとか。 神谷さんは 理屈というものから世界を見ていくという事を我々に とても強く戒めるんですよね。 しかし 人は理性や知性で考える時普遍的な問題から神谷はアルベルト・シュヴァイツアの生き方を例に挙げて 解説します。

模索を続けた結果 アフリカのコンゴでの医療活動にアフリカでの医療活動を続けたのです。 ですんで 自分の生存は何のためにっていう時にそこに 本当に他者というものが必要なんであろうか。 シュヴァイツアが我々にとって大きなメッセージを残してくれてるのは全く違う人を 自分の子供のように愛する事ができたという事ですね。 ミルトンは革命を擁護する論文を発表。 その激しい活動の中でミルトンは失明してしまうのです。 神谷は この年月はミルトンにとって必要な時間であったと分析し次のように述べます。