100分de名著 神谷美恵子 生きがいについて1「生きがいとは何か」

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この番組のまとめ

精神科医で 思想家としても多くの著書を発表している神谷美恵子の「生きがいについて」をご紹介いたします。 伊集院さんこの本 ご存じでしたか?何か タイトルとしては割とシンプルなんで急に ピンとこなかったんですけど著者名を見てあっ これ 子供の頃に僕のおふくろの本棚にあった気がするみたいな。 でも 当時ベストセラーになったそうですからあっても 全然不思議ではありませんよね。 若松英輔さんは 多くの思想家や文学者の著書を読み解き日本人の精神性を追求しています。

しかし 神谷美恵子は「生きがい」という言葉について次のように書いています。 神谷は 天才とうたわれた数学者岡 潔の手記に注目しました。 「生きがい」という言葉が 神谷さんにとってはうごめきのようなものなのだという事を神谷さんは 表現したいんじゃないかと思うんですね。 それでいて 先ほどの岡さんの話なんかはとても興味深いのは僕ら 数学に疎いとその箱庭や 蝶を追っかける事と数学者の事は意外に つながらないんだけど発見する喜びだったりとか。

神谷はアルベルト・シュヴァイツアの生き方を例に挙げて 解説します。 シュヴァイツアは裕福な家庭に生まれ大学時代まで 学問や芸術に没頭し幸せに暮らしていました。 シュヴァイツアは学問や音楽の分野で世界的成功や名声を得ながらも28歳から孤児の世話を始めました。 しかし シュヴァイツアは 自分の使命と感じた事を最優先にしアフリカでの医療活動を続けたのです。 で 神谷さんは私たちに この一番二番の この問題というのをですんで 自分の生存は何のためにっていう時にそこに 本当に他者というものが必要なんであろうか。