「トスカ」という このオペラはオペラ歌手の皆さんにとってはどんな存在なんですか?名アリアとか名場面が多いので…特にね トスカ役はもっとガチな声量勝負だったりあとはね 疲労の頂点で難しいところがあったりあと 極限状態の芝居があったりとかですねまあ 大変難易度が高いんでまあ……というのがね我々にとっての「トスカ」ですね。 美しいオペラ歌手 トスカとその恋人で画家のカヴァラドッシ。 カヴァラドッシが関係していると気付いたスカルピアは…欲望むき出しのスカルピアは…恋人のもとへ駆けつけたトスカ。
プッチーニは この増四度を使う事でスカルピアという人の悪魔的な性格というのをですね見事に表現していると言えると思います。 プッチーニは悲劇を暗示するかのようにスカルピアの悪の音楽をオペラ冒頭に置いているのです。 大体 そういったふうにテーマを設定するっていうのは「ジョーズ」で ターラッ ターラッていうとアイツが出てくるという感じでねやっぱり スカルピアと同じように…じゃ そのはしりだったわけですかね。
よく イタリアで電車やバスに乗ると男の子が 自分のガールフレンド膝の上に座らせてまた もう一つドラマチックになってるっていう…。 ああ ジーンってくるんですが楽譜を見るとdolcissimo congrande sentimentoって書いてあるんですがイタリア語で「本当に とっても優しくそして 深い感情をこめて」って書いてあるんですね。 では ここまで スカルピア トスカと見てきましたけれどももう一人の主人公が画家のカヴァラドッシです。