だからすごい古い百円玉だと思って「真夜中に香典袋を」っていうのはコンビニだから急に人が亡くなってコンビニ行ってその人は お金がないのかなって私は思ってかき集めた百円玉がすっごい古い貯金箱から出した百円玉だったのかなっていうふうな解釈というか思って面白いなと思ったんですよね。
今の日本のおもだった百貨店昔は呉服店で昔の売り方というのは例えば 光浦さんがお店に行って今度 新しいお着物 作りたいんですけどって言ったらあっ 光浦さんこんなものがありますよって反物を いくつか見せてくれてどれも気に入らなかったらまた番頭さんが 奥に行ってまた持ってきたりしてすごく まどろっこしいんですね。
これは 当時の晶子の様子で歌人でありながらですねこういった仕事をして今で言えば パリやミラノのコレクションのように春と秋に 決まって その時々のテーマと流行色を提案してたんです。 だから晶子は 短歌を通してですねファッションプランナーというんですかプロデューサー的な役割も果たしたという事が言えるんじゃないかと思います。 当時の百貨店というのは新しい存在だったので晶子は そこに惹かれて いろいろ自分の持てる力というか想像力 言葉の表現でもっていろんな魅力を人々に伝えたんだと思います。