NHK俳句 題「薄暑」

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この番組のまとめ

♪~「NHK俳句」の時間です。 東京俳句倶楽部っていう句会なんですけど…。 俳人 星野立子の一生をその俳句とともにご紹介します。 だから やっぱり立子としてみればそのころ あんまり日本人もいないでしょうから何か 矜持があるのかなっていう。 文化使節団 杉村春子さん今 僕 ご長男と一緒にやってる石川達三さんとかね結構すごいメンバーがいましたからね。 はい 実は この句について遊子 立子 虚子の3人の座談会の内容が文章で残っています。

あの人ね 句会にね双眼鏡持ってきましたから 最後。 虚子 「『パリ薄暑』がいいね」。 立子 「最初は『街薄暑』だったんですが多少苦心したんです。 でも ほんとにパリは和服じゃなきゃいられないのところが、 最初にジバンシィのファッションショーを見に行った時に、洋服を着ていったので消え入りそうでした。 兼題は「薄暑」星野高士選 入選九句。 それと「薄暑」の季節感とちょっとやわらかさみたいのが私には感じたのね。 だから どうって事ない句なんだけど「薄暑」という季節感が後押ししてくれるような。

「薄暑」だけにその心の動きがよく出たなと。 だから 「薄暑」っていうと「薄い暑さ」。 ちょっと近い事で温度感は一緒なのね。 それも 何か「薄暑」のね1つのシーンかなと。 見てるうちに 自分がその場面に行っちゃったり相手方になったりする時ってあるんですね。 それで 「名前の人と」会っちゃったんでそこで「薄暑」を感じたっていう。 でも 焦ってる「薄暑」の…季題の本情ではないんでね。 薄暑だから何かちょっと薄ら暑い。

それでは ここで本日の入選句の中から谷村さんと私で 一番好きな句を選んでみたいと思います。 先生もおっしゃいましたけれど私 「薄暑」っていうのが何か 光を伴って現れる光をまとって現れる生き物みたいな感じがするんですよね「薄暑」のイメージが。 何でかって言うと これ 多分「ころがる薄暑水の上」だけだとほんとは もう一つ 言葉が入れられる…。 では 次 私の句も いいですか?私がいいなと思ったのは8番の「靴篦の撓りに薄暑確かむる」。