日曜美術館「茶の湯で国を治めた男~大名茶人 松平不昧〜」

戻る
【スポンサーリンク】
09:02:48▶

この番組のまとめ

不昧は 茶道具の名品を集め記録に残しました。 大名茶人松平不昧が没して200年。 江戸時代後期松江藩の藩主だった不昧は茶道具の収集家として世に知られていました。 こうして不昧は 茶道具を7つのランクに分ける事で名品の価値を 明確にしたのです。 更に不昧は自分の持っていない名品までも記録に残そうとしました。 不昧は 他人の茶道具まで調査していた事が分かります。 「もし名品が何かの理由で失われても今までの歴史を振り返って天下の名品 名物というお茶道具を自分の代で残そうじゃないかと。

実証的に研究しようっていうその 時代の空気の中で「古今名物類聚」あれを まとめただけでもすごいんですけどその中のページにね 実は空白のページが先生 あるって。 なので その収集も 「新しい」に向かうための収集だったような不昧さんの個人的な価値基準もそこに まぜ込んでいってダイナミックに世の中の価値をつくり出していったというのはすごい面白い夢のある話ですよね。

不昧が藩主になった頃松江藩の抱える借金は膨大なものでした。 松江藩藩主 松平不昧が地元の人に慕われ茶の湯で地域振興ってなかなか すごい発想だと思うんですけどもこれを熊倉先生はどう お考えられますか?殖産興業 つまり新しい産業を興す。 こういうふうな新しい殖産興業藩直売制 専売制というものを一本 敷きながら財政再建するんですね。

ヒットしてる他県のものを自分の県に持ち込んでもやっぱ 根づきませんから根づくっていう事を考えながら自分の地域の事を考えて新しいものを つくっていくというのは 基本中の基本でその基本中の基本をすごく上質に やられてったダイナミックにやられてった方ですよね。 地域おこしって やっぱり情熱家が1人いないと絶対成功しないんですよ。 君主として垣根を超えた お茶をやるという事であれは ナガオカさんいかがですか?あのデザインというか あれも一つの空間デザインですよね。