先人たちの底力 知恵泉「幕末動乱の処世術 島津斉彬 小さな世界をぶち破れ!」

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この番組のまとめ

将来を読み 先進的な政策を近代的な工場をいち早く建設し巨大な大砲をはじめ西洋式軍艦まで建造し近代日本の礎を築きました。 さあ 斉彬は どのように時代の先を読んで先進的な政策を次々と打ち出していくようになったのか?まずはですね ゆかりの場所に私 行って参りましたのでいや~ 桜島 雄大ですね〜。 なぜ そんなに遅咲きだったのでしょうか?世界地図をつくり…そんな重豪を尊敬し 異国の文物に強い興味を持ったのが重豪と共に シーボルトと面会。

これは 斉彬自らまとめた「清国阿片戦争始末に関する聞書」。 宮内さんご覧になっていかがですか?そうですね やはりこの2人の視点といいますかね斉彬としてはですねたとえ 父親であり 力を持ってる人であってもですねこの人を排除しないと 自分の思う日本国が どうにもならないと。

それで 斉彬に自分たちには つくれませんというふうに訴えたら斉彬は…それから 佐賀が先行してつくってましたので…そこまで殿様に言われたらもう せざるをえないので4~5年の歳月をかけて摩の技術者たち 総力を挙げて反射炉をつくり上げていくという形になります。 斉彬の激励に 家臣たちは奮起!見事 耐火煉瓦の生産に成功し反射炉を完成させました。 斉彬は 現場の人たちを奮い立たせながら耐火煉瓦の他にも日本初の西洋式軍艦やガラス工芸品の摩切子という特産品まで生み出しました。

「日本一致一体」日本が一丸となって近代化 工業化に取り組まないと植民地化されるという思いを抱いていました。 日本が一丸となってというのは現代の我々理解できるんですけども…ですから 斉彬の考えを今に置き換えるとこれ 極端な話ですけども…更に 斉彬は 軍備だけでは日本を守る事ができないと考えていました。 ついていく職人さんたちも大変だと思うんですけどやっぱり軍事力だけじゃなくて富国強兵ですかこういう事を考えたというのはでそれをつくったら今度は その反射炉の煉瓦が全然 今の煉瓦じゃ役に立たない。

宮内さんは あえて 独占せずに情報を公開してきた経験とかというのはあるんですか?それはね ビジネスの社会ではそういうのはルールになってですね自分たちだけで発明したものはどう言うんかな… 「知的所有権」という事で登録して権利を確保すると。 やはり 先見性というか時代感覚というか一つ上のところで 世の中の流れを正確に読む力というのが一番必要なんじゃないかなと思いまして斉彬は それを持っていた人なんだろうと思いますね。