ライブのあとも三鷹のアパートまで歩いて帰るってよく言ってたしつきあわされたけど…やだ… まったん 又吉君どうしたの?まったん まったん お~い!あれ? 車のヘッドライトが標識を照らした時に標識の謎にとらわれた又吉君が迷い込んだのは…。 おっ!北海道大学の数学者吉永正彦教授。 さっきよりも…道路標識にヘッドライトの光が当たると運転手に明るく見えるのは再帰反射なのだ。 再帰反射は 光を発している方向にしか起こらない。 再帰反射 カモン!う~ん…。
90度や45度 30度の場合には…どういう関係にありますでしょうか?車のライトの高さは標識よりかなり低いよな。 う~ん どうかな〜?今 我々が住んでる空間は3次元なので前後 左右 高さという3つの方向で道路標識の表面には3枚の鏡と同じようにはい そうです。 今 見てきたように例えば 再帰反射を起こすために鏡を どのように配置したらいいかこのような問題を考えるのが私の専門の超平面配置のテーマなんです。 超平面配置に関して 別のタイプの問題を考えてみましょう。
豆腐は 3次元の空間です。 今 又吉さんが発見された法則は超平面配置で加除原理と呼ばれる非常に基本的な原理なんです。 加除原理?はい。 ある超平面配置の部屋の数を知りたかったら1枚少ない場合の部屋の数と1次元低い場合の部屋の数を足しなさい。 この法則が あらゆる次元であらゆる枚数で成り立っているというのが加除原理です。 又吉さん ここまで超平面配置の解説をしてみましたがいかがだったでしょうか?いや 面白いですね。
これ 何でしょう?これを宇宙人に見せたらどういう反応をすると思いますか?いや… 意味分からないんじゃないですか?これは E8型のディンキン図形と呼ばれているものなんですがこれを 宇宙人に見せる事でもしかしたら 宇宙人とだから この図形だけを見て…。 えっ どう思うんですか?実は このE8型のディンキン図形というのは宇宙人が この記号を見たらもしかしたら地球の数学の水準を分かってくれるかもしれないと考えられている訳です。